いよいよ11月1日より販売開始されるNI Kontrol Z2ですが、一足先にNI Traktor の最新バージョン2.6が昨日リリースされました。登録ユーザーはサービスセンター・アプリケーションを使いダウンロードすることができます。
Traktor 2.6新機能
- TRAKTOR KONTROL Z2との統合
- 11のMacroFX コンビネーションエフェクターが11用意され、ひとつのノブで複雑過激なエフェクトを操作可能
- Flux Mode HotCues、Beatjumps、Loops などを利用しても本来再生していた場所に再び戻ってくれる機能
- FXユニットでのPost-Fader モード
- 手動ゲインノブとオートゲインノブが合体
- 新しいイコライザー・モデル “Z ISO EQ” とフィルター・モデル “Z” 搭載
- イコライザー・モデル “Z ISO EQ” はノブを左に回すと完全“キル”状態になる
- FXユニット EQとFilterに搭載された“QuickSnap” ボタンひとつで元のセッティングに戻る機能
- Pioneer CDJ 2000nexusを利用した際のHIDサポート
- Transport>Sync Modeの改善 Remix deckをテンポマスターとしない機能など
本日Ableton Live のメジャーアップデートバージョン「Ableton Live 9」が公開になりました。3年ぶりとなるアップデートだけあってかなり斬新な内容となっています。特に面白いのは、オーディオデータをMIDIデータに変換するAbletonの新しいアルゴリズムで、たとえばマイクから入力した鼻歌やビートボックスやギターの演奏を、MIDIデータに変換することができるという機能。Melodyneのようなオーディオファイル編集するものではなく、入力した音声を12音階・タイミング・ベロシティになぞってMIDIに当てはめてくれるもののようです。せつない歌声やビブラートが効いた歌声まではカバーできそうにはないのですが、とにかくいろいろと試してみたくなる機能です。新しくクリエイティブな音楽制作方法を見いだすことができそうなAbleton Live 9。間もなくベータテスト開始、出荷開始2013年前半
Live9 主な新機能
- セッションオートメーション オートメーションデータを各クリップに書き込める機能
- Audio to MIDI メロディー、ハーモニー、ドラムサウンドをMIDIデータに変換。
- 新しいブラウザー
- Live Suite版には3500の新しいサウンドが付属
- Glue Compressor Cytomic社とのコラボレーションによるクラシックタイプのコンプレッサー
- EQ 8の機能向上 グラフィックフィードバック機能
- MIDI クリップのエディット機能向上
- Live Suite版にはMax for Liveが付属 コンボリューションリバーブを含む24の新しいインストゥルメント
本日、Ableton Liveのあたらしいバージョン「Live 9」とAbleton Live コントローラー「PUSH」 が発表されました。このコントローラPUSHは、AKAI professional の技術協力にもとに生まれた、Abletonによる初のハードウェアコントローラ。今までのようにセッションビューのクリップをつなぎ合わせるためのコントローラとしてだけではなく、ステップシーケンサーとして使うことや、インストゥルメントの演奏も可能な「楽器・コントローラ」にデザインされており、64個のパッドはベロシティやアフタータッチに対応し、9つのノブ、パッド左横にはリボンコントローラ(タッチストリップ)が装備されています。また、コントローラPUSHを使って考えたアイデアや曲構成をそのままソフトウェアにキャプチャーし、後でその内容を編集することができるようになるエクスポート機能は、ライブ感のある音楽作りのためのツールとして十分に注目できそうです。
エレガントなルックス、すでにリリースが待ち遠しい2013年期待のコントローラ。$599/€499 (Live Intro バージョン付属) 出荷開始2013年前半
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今月1日より販売開始となったMaschine mk2とMaschine Mikro mk2 は、あたらしいコントローラと、Maschine ソフトウェア1.8のコンビネーションで構成されるMaschineセカンド・ジェネレーション。おおまかなデザインにはほとんど変更が加えられていませんが、ハードウェアコントローラの性能が向上し、Traktor Kontrol F1 と同様、4×4のパッドにはRGBカラーをアサインすることができるようになり、その見た目はとても華やかな印象を受けます。そんなセカンド・ジェネレーションMaschineコントローラの使い心地は果たしてどのように変わったのか、さっそくチェックしてみたいと思います。
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