数多くリリースされているiOS音楽アプリ。でも、持ち前のMIDIコントローラーを使ってiOSアプリを演奏するには何かと厄介な準備が必要で、特にケーブル接続の煩わしさにうんざりしていた人も多いのでは?でも、Zivixが開発したPUCを使えば、どんなビンテージシンセ、ドラムパッド、DJコントローラであっても、MIDI OUT端子さえ付いていれば、iPad とワイヤレス接続して演奏をすることが出来るようになります。
PUCはワイヤレスのCore MIDIインターフェイスで、Core MIDI対応のiOSアプリとすべてのMIDIディバイスの接続を可能にするもの。Macとの接続も可能。
Features:
- 5ピンDINケーブルを使いコントローラのMIDI端子と接続
- ポケットサイズのゴッツリとしたデザイン、持ち運び簡単
- Micro USBポートを使った電源供給、または単三電池2本で動作
- 1×MIDIアウトポート、software switchable IN/OUT
現在PUCはクラウドファンディングindiegogoで出資者を募集中。目標金額は$50,000。$69からのオファー。
追記
FaceBook PUCページによると、PUCはiOSへのMIDI INだけでなく、iOSからのMIDI OUTも可能にするそう。つまりiOSディバイスからビンテージシンセをコントロールすることも可能になるわけですが、一つのMIDI端子でこれを使い分けるのはちょっと厄介かも?
MIDI Sysexの送受信は可能なのか?というMatrix Synth からの要望もあるようで、これは現在返答待ちのようです。でもこれが実現すればiPadからビンテージシンセを簡単にコントロールすることが出来るようになり、PUCの使い道は大幅アップになるのでしょう。