Drum Synth
様々な新機能が搭載されているNative Instruments Maschine 2.0ですが、今回のバージョンアップでもっともファンシーな機能の一つとなるのが「Drum Synth」というドラムシンセサイザーです。
この「Drum Synth」はMaschine独自のシンセ音源で、キック・スネア・ハイハット・タム・パーカッションの5種類のグループに分かれています。アコースティック系ドラムからエレクトロニック系ドラムまで幅の広い音をカバーすることができ、サンプル音源をエディットするのとは違う、これまでのMaschineにはなかったサウンドクリエイティングを楽しむことができます。
アコースティック系サウンドはややリアリティに掛けるものに聞こえてしまいますが、エレクトロニック系のサウンドを作ろうとするとかなりハマります。ピッチを上げ下げすることや、ディケイにも細かく気を配ることができるので、サンプル音源と組み合わせてサブを補強したり、ハイを補強したりすることにも使えそうです。
(-) 欠点がひとつ。意外にもこのDrum SynthはCPUへの負担が多いようで、AからHのグループにすべてDrum Synthを使ったキットをロードすると、ノイズが乗ってしまうことがあるようです。ライブパフォーマンスで使う際には要注意かもしれません。
「Synth Drum」を呼び出す方法
1.まずプロパティエリアのプラグインアイコンを押します。
2. +スイッチを押すとプラグインエフェクターの一覧が表示されるので、ここでDrum Synthを選択し、その後でインストゥルメントを選択します。
3. プロパティエリアには各パラメーターが表示されます。コントローラにも同様のパラメーターが表示され、演奏やエディットが可能になります。
4. ミキサーウインドに切り替えると、Drum Synthのレイアウトも表示され、ここでエディットすることも可能になります。
5. ブラウザーメニュー「Instruments」から「Drum Synth」の呼び出しも可能です。
いっかい 「Native Instruments Maschine 2.0 を試してみた その1」
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