Native Instruments 設立者の一人、Reaktorの開発者の一人としても伝説的な人、Stephan Schmitt氏が何やら凄いシンセサイザー Emphasis を開発しているという話です。

このEmphasisはデジタルシンセサイザーで、30年以上続いたMIDIプロトコルを勝るかもしれないというTCDプロトコルを装備するものとなるらしいのです。

TCDとは、(まだ抽象的で良く理解できないところではあるのですが、、)これまでのシンセサイザープレイヤーは限られた鍵盤機能の中でしか音楽表現を行うことができなかったと言われており、この制限を覆すようなリアルタイムな表現(高解像、連続的なパラメーターチェンジ)を可能にするもののようで、オーディオエンジンはReaktorが基となっているようです。

Emphasisのパフォーマンスキャビネットにはは61鍵のキーボードやリボンコントローラがメインとなり、ライブパフォーマンスでの使用を想定したコンパクトな作りになっているようです。

また、サウンドデザインの際には、このパフォーマンスキャビネットにクリエイションキャビネットを合体させるような形で動作を行うようで、このクリエイションキャビネットには4つのパネル、各パネルには24のスイッチが装備され、モジュラー式のデザインとなるようです。

またこれらのキャビネットにはディスプレイのようなものは装備されてはいませんが、タッチスクリーンのようなインターフェイスと合体できるようWifi機能も装備されるようです。

と、なにやら凄いシンセサイザー、個人的にはYAMAHAの黄金時代を思い起こすような気分ではあるのですが、肝心のサウンドデモや価格等はまだ発表されていません。

しかし、マンネリ化していたキーボード界にもそろそろ革命が訪れる気配です。期待大。

詳しくはNonlinear Labsサイトよりどうぞ。

 

 

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