Noizevil という日本のメーカー(aka 松本昭彦)製作によるファズエフェクターShooting Star。通常のギターエフェクターとして使うのはもちろんだが、むしろ自己発振させることによって強烈なノイズシンセサイザーとなるようだ。
以前Subtle Noise Maker のCacophonator という楽器を試したことがあるのだが、これも同じように各ツマミが互いを干渉することによって全く予期できないサウンドを作るアナーキーな楽器だった。
限りなくアートに近く、限りなく玩具にも近い、このような楽器がこの先日本でももっと作られることを期待してやまない。
Shooting Starは通常のエフェクターの域を超え、自己発振によりノイズシンセサイザーとしてツマミ演奏をも可能にしたファズです。ギターに限らず、ガジェットシンセやコンピューターからセンドリターンで使っても未知のサウンドが飛び出します。
5つのツマミのうちのTone、Spike、Chaos、Gainは密接に相互作用し、発振ノイズの音色をコントロールすることが可能です。発振させない 通常時の音の太さもファズの中ではトップレベル!オルタナからノイズ、インダストリアルまでより過激な音色を求めるプレイヤーにおすすめです。
どこからが楽器でどこからがエフェクター?演奏or作曲?創作orレディメイド?楽音orノイズ?人間or機械?そんな芸術の境界線上にある問いをいくつも投げかける発振ノイズファズ。
スイッチ:エフェクト オン、オフ
コントロール:Level, Tone, Spike, Chaos, Gain
入出力端子:イン、アウト
電源:9V(センターマイナス) …ACアダプタは付属しません。
価格:19,800円 (税別:2014年7月15日発売)