以前、オンラインで遊べるOtomata というシーケンサーを紹介したことがあるのですが、そのOtotamaにインスパイアされて製作されたというPush Pong とLive Pongは Ableton認定トレーナーMark Towers氏によって製作されたMax for Live 専用のデバイス。Push Pong の方はAbletonコントローラPush のパッドを使って操作するシーケンサーで、Live Pong の方はAbleton Live のスクリーンに表示されるグリッドを使って操作するシーケンサーです。
仕組みはとても簡単で、Liveをプレイし始めるとセルが上下左右に動き始め、セルが端にぶつかると音がなります。セルは8個まで同時に動かすことができ、それぞれのセルが様々な動きをすることで時にはミニマルな、時には複雑難解なリズムを作り出し、昔のゲームマシンをボーッと見ているような妙な浮遊感を感じます。ドラム音源に挿入するのも面白いですし、きれいなギター音源なんかに挿入しても面白いパターンを作ることができます。
Max for Live デバイスライブラリーよりフリーでダウンロード可能。もちろん使用するにはAbleton Live Suite が必要になります。