バーチャルアナログのソフトウェアシンセサイザーから始まり、最近ではアナログハードウェアシンセサイザーMicro Brute/MiniBrute やステップシーケンサーBeatStep の開発をしてきたフランスの楽器メーカーArturiaが、今度は次世代オーディオインターフェイスを開発中とのことです。2015年からの販売が予定されているようです。
次世代のオーディオインターフェイスとは果たしてどのようなものなのかとても気になるところです。
私の場合、MacBook・Windows・iPad・iPhone・Androidタブレットを持っていて、これらすべてのプラットフォームを十分にサポートするオーディオインターフェイスは今の時点ではまだどこにも見当たらない状況です。Thunderbolt・Firewire・USB2・USB3などコンピューターとの接続方法は様々。加えてMIDIインターフェイスも欲しい、マイクインプットも欲しい、ターンテーブル用のインプットも欲しい。自宅でもスタジオでも使え、DJプレイでもライブでも使える携帯性に優れたもの。すべてのオーディオフォーマットやワードクロックにも対応するもの。果たしてArturiaはこのような多岐に渡る問題を解決してくれるのでしょうか??それともこのような現実的な問題を覆すようなもっと新しいアイデアなのでしょうか?
下のビデオは今年の10月に行なわれたArturia 創立15周年を記念して行なわれた基調講演の様子。Arturia のCEO Frédéric Brun氏のかなり自信ありげな様子を伺うことができます。2014年12月22日にその詳細が明らかにされるようです。