ユーロラックモジュラーシンセは1960〜70年代のタンス型システムほどは大きくありませんが、それでも自宅スタジオに設置するには十分なスペースが必要です。(お金も忍耐も必要ですが。)Soundsmachinesが間もなくリリースするNS1 nanosynth は最小限のスペースで音楽実験できる世界最小のモジュラーシンセかもしれません。
NS1 の基板の上にはオシレーター、12dbローパスフィルター、バンドパスフィルター、LFO×2、ADSRエンベロープ、VCAが並べられています。サイズとしてはおそらくユーロラックモジュラー1台分ぐらいに相当し、これまでのモジュラーシンセのイメージとはおおきくかけ離れていますが、それでもこれまでのモジュラーシンセと同じように、各コンポーネントをパッチしながら音作りを行うことができます。
NS1 nanosynth のもう一つの特徴は Arduino Leonardo を装備しているところです。つまりはUSB-MIDI を使い(MIDI端子は非搭載)コンピューターやタブレットと接続可能ということです。下のビデオでは、NS1 nanosynthをiPadからシーケンス操作している様子をみれます。
先日発表されたNI REAKTOR 6 の新機能Blocks同様、モジュラーシンセサイザーがますます身近なものになってきていることが伺えます。
NS1 nanosynthの価格、販売時期詳細は未定。
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