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ゴム製の柔らかい鍵盤と圧力センサーを使い、これまでのキーボードでは不可能だった繊細な表現力を持つ次世代のMIDI キーボード「Seaboard GRAND」 の新しいバージョン「Seaboard Rise」が発表になりました。

新しいSeaboardは、2オクターブのゴム製キーボードやトラックパッド、スライダーなど5種類のモジュレーションコントロール(ストライク・グライド・スライド・プレス・リフト)を備え、これまでよりもコンパクトなサイズになっています。また、BluetoothMIDIやチャージ式バッテリーが採用されたことにより、デザインの上でもよりスリム化が図られています。Seaboard GRANDの最も大きな問題だった価格(2.199ユーロ〜)が大きく緩和され、Seaboard Rise は799.99ユーロ。

「マルチディメンション式ポリフォニック・エクスプレッション・コントローラ」と呼ばれる新世代のMIDIキーボードがより身近なものとなりました。

 

 

Seaboard RISE 25 特徴

  • ハードウェアとソフトウェアの円滑な連携
  • Beautifully crafted using premium materials高品質な素材を使った美しい
  • Sleek, intuitive design accessible to music-makers of all technical levels
  • MIDI over Bluetooth 完全ワイヤレス
  • Seaboard Riseのために設計されたマルチディメンション・ソフトシンセサイザーEquatorを付属

Seaboard RISE 25 技術仕様

  • 25 鍵盤
  • サイズ 505 mm x 210 mm x 22.9 mm / 重さ2.8 kg
  • サスティン用ペダル
  • USB B port (MIDIアウトと電源用)
  • USB A port (周辺機器へのチャージ用)
  • 18 W
  • 内臓バッテリー(12時間の連続使用可能)
  • USB MIDI とBluetooth MIDI

システム要件

  • OS X 10.8+ / Windows 7+ / iOS 7+
  • Intel Core i5 2.5GHz またはそれ以上を推奨
  • 4 GB RAM / 8 GB RAM 推奨
  • ディスクの空き容量2GB (Equatorインストール用)
  • USB 2.0+ ポート

RISE-Low

Seabord GRAND はヨーロッパの楽器店では普通に店頭展示されているキーボードで、私自身、楽器店に訪れる度にどうしても立ち寄りたくなってしまう楽器のひとつです。鍵盤の形をしているので何か弾こうと思ったらすぐに弾くこともできるわけですが、鍵盤の表面全体にセンサーが埋め込まれているせいか、指の微妙な動きに対して音が反応し、なんだか面白可笑しな気分になります。例えば、指を上下に動かしたり、指を左右に振ってみたり、鍵盤を押し込んでみたり。もちろんiPadのタッチスクリーンでこの手のキーボードには慣れているはずなのですが、やはり物理コントローラの魅力は計り知れず、この柔らかな跳ね返りに病みつきになってしまうのです。新しいSeaboardは指感触がやや硬くなったとのことですが、はたして?

 

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ROLI

 

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2 Responses to 3次元MIDIキーボードの新たなる一歩、英ROLI社Seaboard Riseを発表

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