Ableton LiveとNI TRAKTORをコントロールするiPadアプリ「Conductr」のバージョン2.1がリリースされました。開発はスペイン拠点のPatchworksです。
iPadを使うコントローラアプリは数々とありますが、Conductrはユーザーが必要な機能だけを集めコントローラをレイアウトすることのできるアプリです。見ての通り、色使いやデザイン性も素晴らしいです。
Conductr 2.1 ではAbleton Liveのためのドラムパッド・モジュールBrandlが追加され、Ableton Liveに立ち上げたDrum Rackをリモート演奏することができるようになります。Brandlには2つのモード(パッドモードとエルゴノミックモード)があります。パッドモードはよくある4×4のMPCタイプのパッドを使うモードです。もう一方のエルゴノミックモード(画像上)では、ユーザーの指使いに合わせiPadのスクリーンが5分割され、それぞれのエリアにアサインしたドラムインストゥルメントを演奏できるようになります。
ユーザーそれぞれの手のサイズや指使いに応じてコントローラのサイズを決めることができるのはとても斬新です。iPad Proのような大型パッドを使って、早くこのコントローラを演奏してみたいです。
また、指使いをキャプチャーする方法が絶妙にカッコイイのです。
Conductr はApp Store にて無償。内課金制でモジュールを増やしていくシステムです。フリーバージョンでも新機能Brandlを使えますが、2つまでの音しかならないとのことです。Brandl単品価格は960円。AbletonLiveコントロールフルパックの価格は2800円。