Native Instruments はTRAKTOR専用のDJコントローラKONTROL S5 を発表しました。S5 は4チャンネル仕様のオールインワンコントローラで(オーディオインターフェイス付き)、TRAKTOR PRO 2 ソフトウェアの機能をほぼ全て操作します。大きさは一世代前のKONTROL S4 と同じ。レイアウトは現在のフラッグシップコントローラS8 とほぼ同様ですが、いくつかのノブ、スイッチ、端子が凝縮化され、コンパクトで持ち運びやすいサイズとなっています。価格もS8より現実的です。 😀
S8と比べた時の一番の違いはエンコーダーノブとフェーダーの数の違いです。S8のスクリーンの下にある4つのタッチセンシティブ式のエンコーダノブと4つのフェーダーがS5には付いていません。S5では、シフトキーやパッド、エフェクターセクションにある4つのノブを使って、操作を兼用することになります。
S5 にはMIDI OUT端子やターンテーブル接続用の端子が付いていませんが、AUX端子に楽器やMC用マイクを接続し、ライブパフォーマンスを行うことができます。
ターンテーブルやCDJなど新旧様々なDJハードウェアを接続してトータルなDJシステムを作りたい場合にはS8を選ぶことをお勧めします。また、S8にはTRAKTOR Scratch PRO 2ソフトウェアが付属しているので、バイナルレコードやCDを使ってタイムコードコントロールできるのも一つの要チェックポイントです。
KONTROL S5 にはTRAKTOR PRO 2 ソフトウェアが付属しています。まずはTRAKTORソフトウェアを隅々までコントロールしたい場合にはこのS5が向いていると言えるでしょう。オーディオインターフェイス内蔵、高解像度ディスプレイ、Stemsコントロール対応、しかもポータブルでリーズナブル。
価格は¥ 99,800。10月1日からの発売で、現在プリオーダー受け付け中です。