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ローランドは、ポータブル・コントローラA-01 の詳細を発表しました。A-01は、昨年ローランドがリリースしたBoutiqueシリーズと同じフォームが採用され、K-25キーボード(別売り、もしくはセットで販売)とドッキングすることが可能となっています。これまでのBoutiqueは、ローランドのクラシック・アナログシンセがベースとなっていましたが、A-01は、1からデザインされた製品です。

A-01の大きな特徴は、様々な接続方法に対応していることで、DAWソフトウェア、MIDI機材、CV/Gate入力を持つアナログシンセ等を操作します。また、新開発の8ビットCPUシンセサイザーを内蔵しているのも面白い部分です。K-25キーボードを装着していない際には、16ステップのシーケンサーを使い演奏することができ、A-01本体だけでの音楽アイデアの作成が可能です。さらに、単3電池3本で駆動、ミニスピーカスピーカーも内蔵し、スタジオ内でも外出先でも使えるのが魅力です。

 

  • ローランドBoutiqueシンセと同じサイズ、Boutique k-25mキーボードとのドッキング可能
  • MIDI In/OutとUSB MIDI(Mac/WindowsのDAWソフトウェアを操作)
  • Bluetooth LEを使うワイヤレスMIDIに対応  (Mac/Windows、タブレット、スマートフォンとの接続)
  • CV/Gateアウト端子、アナログシンセやモジュラーシンセとの接続可能
  • 8ビットのビンテージ・デジタルシンセサイザー内蔵 (公式HPには、開発者・松井朗氏の読み応えのあるインタービューが掲載されています)
  • 16ステップのシーケンサー内蔵
  • バッテリー駆動、USBバスパワー
  • 192×40グラフィックLCD画面
  • 0.5 W ミニ・スピーカー
  • K-25mとのバンドル・パッケージA-01Kを用意

 

 

スタンドアローン(k-25mキーボード無し)で見た場合、特に目を引くのはBoutiqueでもお馴染みの2本のリボンコントローラと、4つの大型ノブです。リボンコントローラには、ピッチベンドやモジュレーション、サウンドプレビュー、ポリフォニックアフタータッチ、MIDI CC等のアサインが可能で、サウンドをモジュレートできます。気になるのは内蔵シーケンサーです。これがどの程度の機能を持っているのか早く実機を試してみたいです。豊富な接続環境を持ち、様々な機材を操作できるという点では、Arturia社のBeatStep Proと比較するのが面白いかもしれません。

192×40のグラフィックLCDディスプレイは、現在市場を賑わしているコントローラと比べた時にはかなり地味な印象を持ちます。とはいえ、必要な情報を的確に表示してくれるのがディスプレイの本質的な役割です。この部分も含め、実機を見てからまた報告したいと思います。

1月29日発売、A-01K(CONTROLLER + GENERATOR, KEYBOARD UNIT)の価格は¥52.000(税抜き)

 

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ローランド

 

 

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