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アメリカ・シアトルのSpecial Stage Systemsというメーカーが、80年代のビデオゲーム的なサウンドとビジュアルを作るビデオシンセサイザーMing Microを発表しました。Ming MicroはクラウドファンディングKickstarterでの予約販売を開始しています。

 

Ming Micro本体は、USBとSDカードスロット、NTSC映像信号のアウトプット端子が付いた小型のサーキットボードです。映像はMIDIコントローラーのMIDI CCやピッチベンドを使い、4つのグラフィックエンジン・パラメーター(sprites、tiles、tile maps、palettes)を操作でき、SDカードを使うことでビジュアルタイプをスワップすることも可能です。NTSCは、任天堂やセガの80年代から90年代のゲームマシンでも使われていた信号で、微妙なアナログ感を出力できるとのことです。

 

 

もし映像が必要ない場合は、スタンドアローンのシンセサイザーとして使うこともできます。Ming Microのサウンドエンジンは2つの矩形波と、デュアルモードのノイズジェネレータを搭載し、80年代のゲームマシンを思い起こす8ビットのチップチューンサウンドを作ります。

 

 

Ming MicroはUSBケーブルを使い、MIDIコントローラーと接続してあるコンピューターとつなぎます。映像の出力にはブラウン管テレビ、もしくはコンポジット信号対応のLCDモニターかプロジェクターが必要となります。

Kickstarterでは目標金額の$10.000にすでに到達していますが、今ならまだ初回入手に間に合います。価格はDIYキットが$175、組み立て済みのキットが$200となっています。サウンドと映像の両方をクリエイトできる、チップチューンファンにとってはたまらない製品です。詳細はKickstarterよりどうぞ。

 

 

 

 

 

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