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Ableton Live のバージョン9.6がリリースになりました。登録ユーザーはいつものように公式HPよりアップデートバージョンを無償でダウンロードできます。

今回のアップデートの目玉はなんといっても。新しい同期テクノロジーLinkに正式対応したことです。Linkを使えば、ワイヤレスで、複数のコンピューターで起動する複数のAbleton Live を常に同じテンポで演奏を行えるようになります。

設定が簡単なこともLinkの長所の一つです。まずはLiveの環境設定で、Link/MIDIタブを選択し、Play in time with Linkにチェックを入れましょう。すると、メインスクリーンの左上のLinkが黄色に点灯します。(使用するコンピューターは同じネットワーク内にいることが条件です。)

また、Ableton LiveはLink対応のiOS アプリとも同期演奏ができるようになります。AbletonLiveの設定は上記と同じ。あとは、対応しているアプリ側でLinkのスイッチを入れるだけです。Link対応アプリはこちら

下のビデオは、今日リリースされたAbleton Linkの新しいビデオです。ビデオ後半ではコルグのSyncKontrolアプリを使って、Volca Beatsを同期させています。Volcaユーザーは参考にどうぞ。

 

Linkは、Ableton Liveを使わなくても、対応しているiOSアプリ同士の同期にも利用できます。

では、Linkを使うといったい何台までのデバイスを同期できるのでしょうか。7台のデバイス、8つのアプリを同時に演奏しているビデオがありますので、興味ある方は下のビデオを見てください。レイテンシーのような遅れはほとんど感じることなく、しっかりテンポ同期できるんですね。

 

以前に紹介していますが、Link to Midi というアプリを使えば、MIDI付きのハードウェアシーケンサーやドラムマシンとも同期できるようになります。

 

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