クラブやライブハウスで感じる重低音。場所によっては超巨大なサブウーファーが置いてあり、髪の毛が逆立つような物すごい音圧を感じたりもします。
ドイツ・ベルリンのスタートアップ企業Lofeltは、低音を腕で感じることができるというウェアラブルサブウーファーBassletを開発しました。昨日より、LofeltはクラウドファンディングKickstarterにて資金調達を開始しましたが、目標金額の50.000ユーロはあっという間にクリアーした模様です。
Bassletは小型の発信機と、腕時計型のBassletの2つのユニットからできています。発信機にはスマートフォン、ゲームコンソール、ラップトップ、VRヘッドセット、シンセサイザーなど、あらゆる音の出る装置やヘッドフォンをミニジャックでつなぎます。Bassletにはこのユニットの目玉となるメードインジャーマニーの革新的技術LoSoundが内蔵されており、10-250 Hzの音の周波数に的確に反応して振動を作ります。また最大のボリュームで6時間の動作が可能なバッテリーが内蔵されています。Lofeltは、まるでサブウーファーの横に立っているかのような深いサウンドを錯覚できると強調しています。
腕時計がブルブルと震える様子はなんとなく想像できますが、果たして腕だけでどこまで音楽を感じることができるのでしょうか?こればかりは試してみないと分かりませんね。でもこのスタートアップ企業Lofeltのお二人の創立者はAbletonとNative Instrumentsの出身とのことです。
「お!それならば」と思った方は、Kickstarterにて詳細をチェックしてみてください。
Bassletの1ユニットの価格は(6/22現在)129ユーロから。