ゲートリバーブは、1979年にフィル・コリンズとサウンドエンジニアのヒュー・パドガムが偶然生み出したもの言われています。リバーブの残響音をゲートで人工的にカットすることによって、鋭いエッジの効いたサウンドが生み出されます。特にゲートリバーブのかかったスネアドラムは世界的に大流行し、まさに80年代を象徴するサウンドだったわけです。日本のアイドル歌謡なんかにまでも影響を与えていました。
そんなレトロ感漂うゲートリバーブではあるのですが、近年、シティポップなど80年代テイストが再評価されていることもあってか、このゲートリバーブサウンドに新鮮味を感じる若者も増えているのだとか。そんなトレンドを受けてか、英国の名門Solid State Logic社がゲートリバーブに特化したプラグインを発売しました。
SSL GateVerbは、初心者にも扱いやすいシンプルな見た目ですが、プロフェッショナルなリバーブを作り出すために必要なすべてのコントロールが備わっています。まずはプリセットを試してみるのも楽しいですが、パラメーターを回して新しいサウンドを作ってみるのがおすすめです。
Gateverb プラグインの特徴
- 簡単操作:
- 通常のDAWエフェクトの組み合わせより簡単にゲートリバーブサウンドを作成可能
- パラメーター数が少なく、操作が容易
- サウンド調整:
- カラーコントロール:基本的な音色調整
- レトロコントロール:サンプルレートを下げて意図的な劣化を加える
- 高度な機能:
- ゲートとダッキング機能:リバーブの減衰をコントロール
- サイドチェイン:外部信号でゲートをトリガー
- フィルタリング:特定の周波数帯域にゲートの動作を絞り込む
- アタックとリリース設定:ゲートの動作を細かく調整
- その他の機能:
- 入力および出力ゲインコントロール
- ミックスロック機能:ウェット/ドライ比率を維持したままプリセットを切り替え可能
価格 €99,99.
SSL plug-inサブスクリプションの場合月額$14.99
デモ版あり
SSL