AKAI Professional はMPCシリーズの新機種MPC Touchを発表しました。MPC Touchはマルチタッチ式カラーディスプレイを搭載。スクリーンに直接手を触れながらサンプル波形を編集したり、MIDIイベントを書き込んだり、エンベロープの調整を行ったり、サンプルをチョップしたり、エフェクト操作を行ったり、iPadとおなじような感覚での操作を行えるようになります。
予想とは反し、MPC Touchは前シリーズと同様のコンピューターとの接続が必要なハイブリッドタイプのMPCです。しかしコントローラのサイズはかなりスリム化され、しかも過去と断ち切れたかのような黒ベースのシャープなデザインが目を引きます。
そして何と言ってもMPCの最大の武器は16個のパッド。そして全シリーズRenaissanceでかなり評価が高かったオーディオインターフェイスがどのように進化しているのかが楽しみです。
MPCの逆襲!
11月販売開始、価格$799
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AKAI Professional のMPCシリーズの新機種とみられる画像が流出しています。でも画像以外何の情報もありません。MPC Touchという名前から察して、おそらくタッチスクリーンが搭載されているのかもしれません。
またAKAIは以前からWindows 10を搭載のスタンドアローン型のMPCを開発していることを以前から発表していますが、もしかしたら、このMPC Touchがその噂のマシンなのかもしれません。画像をアップするとインプットとアウトプット端子を見ることもできます。そうなるとスタンドアローン型の可能性は高くなってきます。
派手すぎず地味すぎず、ガッチリとしたデザイン、スクリーンのサイズも程よく大きくて好感が持てます。問題は価格ですね。NI MASCHINEの脅威となるのでしょうか。
先日MiniMoog Voyagerの生産停止が発表されたばかりですが、それに代わるようにして本日発表されたのがデスクトップ型のセミモジュラーシンセMother -32です。なんと価格がたったの$599。
Mother-32 は黒色のアルミボディと木彫のエンクロージャー、そしてMoogならではの大型のノブが格調高い雰囲気を漂わせています。設計的にはローランドのAIRA System-1mに似ている部分が多いですが、パッチをつながなくても音をだすことができるるのがこのMother-32の親切なところです。またSystem-1との一番の大きな違いはアナログであることです。
Mother-32は、1オシレーターのシンセボイスとLadderフィルターを搭載。32個のオーディオパッチとCVパッチで幅広い音造りが可能になります。また一つのノブに付きひとつの機能を操作できるゆとりの「One knob per function」採用。さらには32ステップのシーケンサーを内臓し、合計64パターンのストアが可能になっています。
すばらしい価格、ナイスなクオリティ、超有名ブランド、冴えたマーケティング、進化したシンセサイザー。しかもすでに出荷が開始されています。さすがシンセサイザー界のトップリーダー。
まずは、気になるサウンドの方を下のビデオでチェックしてみてください。
もっとゴージャスなMother-32システムを組み立てたい人のために、3台のMother-32を縦にマウントできるラックも用意されています。(79ユーロ)
英のシンセメーカーNovationは、2系統のポリフォニックシンセサイザーと4パートのドラムマシンを合体したスタンドアローンのグルーブボックスCIRCUITを発表しました。CIRCUITはエフェクターやMIDIも装備し、一台のスタンドアローンマシンとしてラップトップなしでもベーシックなトラックを完成することができます。スピーカー内臓、電池でも駆動するコンパクトな筐体も特徴です。
32個のベロシティセンサー式カラーパッドは用途に応じてレイアウトを変え、ステップシーケンサーとして、ミキサーとして、キーボードとして使うことが可能です。
音源には同社のNOVAのエンジンが使われており、いまどきのエレクトロニック系サウンドを得意としているとのことです。USBやMIDIを使って外部音源を操作することも可能です。(MIDI IN/OUT端子、ミニUSB端子装備)
ただ音を鳴らすシンセというだけではなく、ひらめいたアイデアをスケッチし、フレーズやパターンを作り貯め、エフェクターをいじりながら一つのトラックにアレンジしていくワークフローがこのCIRCUIT の最大の特徴と言えそうです。簡単にいってしまえば持ち運びできるAbleton Liveといった感じなのでしょうか?いや簡単すぎますね。これは要チェックです。
追記10/4
昨日、ラッキーなことにCIRCUITをほんの数分だけ触ることができました。CIRCUITのサイズはiPadほどの大きさ、もちろん厚みはありますが移動の最中でもついつい触ってみたくなってしまうポップな可愛らしさがあります。ヘッドフォン端子もついているので、移動中に思い浮かんだアイデアをスケッチするのも簡単でしょう。
やはりCIRCUITにの最大の武器はLaunchPad譲りのカラーパッドで、適当にパッドをたたいていくだけでも(なんとなく)カッコいいドラムパターンやシンセフレーズを作れてしまいます。
再生しながらツマミを回せばパラメーターを連続的に動かし録音できます。
サウンドに関しては、いまどきの派手なエレクトロニック系サウンドを得意とするようで、その手のジャンルに特化した音楽制作であるなら即効性のある音源としても使えそうです。大音量で聞いた場合にはやや細さが目立ってしまうような気がしました。
もしコルグのElectribeのように作ったプロジェクトをAbleton Liveにエクスポートできる機能があれば素晴らしいと思いましたが、今のところDAWソフトウェアとの特別な連携機能はないようです。
MIDI鍵盤を使った場合、外部MIDI機器を使った場合にどのようなことができるのか試してみたいです。
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ローランドは、1980年代の名機Jupiter-8、Juno-106、Jx-3PをモデリングしたコンパクトモジュールBoutiqueシリーズ3種を公式に発表しました。http://www.roland.co.jp/promos/roland_boutique/
Boitiqueの3機種、JP-08、JU-06、JX-03の詳細は、先月すでにリーク情報が出回ってしまいました。その情報はほぼ確かだったようで、各モジュールはステップシーケンサーを搭載、電池駆動、スピーカー内臓、モジュールは複数台のチェーン接続が可能でボイスの数を2倍、3倍に拡張できます。オプションとしてミニキーボードK-25mが用意され、モジュールとドッキングすることが可能です。発売は今月からとなっています。
まずはプレビュービデオを見て、サウンドの方を確認しておきましょう。
更新中
サイズが幅300mm 奥行き128mm 高さ46mm、重さ950g、思った以上に小さいですね。ブックサイズだそうです。
シーケンサー
「Start Something」と題し、10月1日に新しい製品を発表する予告をしている英Novationですが、またしてもリーク画像が出回っています。「多大なインスピレーションを与えてくれる作曲ツール」とのことですが、この広告展開はAbleton PUSHのリリース当時を思い起こさせます。詳細は数時間後にわかります。下のビデオはすでに公開されているStart Somthing 予告編です。