今回のMusikumesseの訪問のなかで、もっともホッとした気持ちにさせてもらった場所がここ。日本・大阪のアナログシンセメーカーREON。大手楽器メーカーのブースが並ぶ大通りからやや脇に入った小路でのインディペンデンスなメーカーの出展、ここではパーソナルな驚きと楽しみを与えてもらえます。代表の荒川氏による本格モジュラーシンセ、そして奥様の着物姿に多くの人が新しいインスピレーションを感じとっていたようにも感じました。

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NAMM2012でお披露目された3オシレーター・アナログデスクトップシンセサイザーMacbeth Micromac。ゴツいルックスにとろけるようなアナログサウンド。男のシンセ。

Macbeth Facebook


Sound on Soundアワードでベストキーボード/シンセサイザーに選ばれたMini Moog Voyager XL。それを記念してMini Moog Voyager XLが$500の値下げを発表。そして現在価格は$4495。それでも高価な物であることには変わりはありません。

話は変わり、先日のNAMM2012で発表になったMoog Minitaur。いよいよ出荷開始というニュースが飛び交っています。こちらは大きなノブが17個ついたデスクトップシンセモジュール。やはりこれが今の時代の気分なのでしょう。$679 画像はFacebookより。梯子の絵。そしてEnter the Labyrinthという表記。ユーモアも十分。

 via Synthtopia

 



 
DS-10。まだiPhoneがこれほどまでになっていない頃の2008年、コルグがリリースした任天堂DS専用の音楽ツールソフト。パッチングアナログマシンKorg MS-10をシュミレートした本格的バーチャルアナログシンセ、シーケンサー、タッチコントロール、そして今で言うところのWist機能のようなワイヤレス通信による複数台でのプレーもサポート。古いものと新しいものが混じり合う瞬間に古くからの任天堂ファン+シンセファンは喜んだ。そして子供がマリオと遊ぶような感覚でシンセと向き合っている姿を目にするのは感動的なものがある。

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ArturiaのMinibruteやMoogのMinitaurなどなど新しいアナログシンセサイザーが大きな話題になっているところですが、もしもお金が3倍4倍余分にあるならば、まちがいなくこのPittsburgh Modular Foundationは10倍のおどろきや感動を与えてくれるに違いないでしょう。PittsburgユーロラックシンセモジュールがMonorocketケースの中ににセレクトされてあり、ノブの数は合計で42個。Expert SleeperプラグインソフトによってDAWソフトウェアとのコミュニケーションも可能にしてくれるモダンなスタイルも採用しています。下のビデオ(1)はオシレーター、ビデオ(2)はフィルターのイントロダクションビデオです。いいなあ、、と、ため息まじり。

日本のメーカーももう一度新しいアナログシンセの開発に取り組んでもらいたいですよね。

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かつてはビンテージシンセのシュミレーションソフトウェアを作る会社、そして今回のNAMMでは100%のアナログのシンセサイザーを発表することとなったArturia。2オシレーター、アルペジエーター、CV、MIDI、USBがついて$549。アナログシンセとしてのスペックは十分な様子。あとはどのようなサウンドなのかが気になるところだ。

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