スプリング・リバーブとは、バネを叩いた時に起こる共鳴を利用して作る残響効果で、ギターアンプなどに搭載されているものですが、
Jochem van Grieken氏が作ったのは、太さ3.5mm全長100m巨大スプリング・リバーブ。その効果のほうは下のビデオよりどうぞ。
via Hack a day
Particle of GodはNative Instruments Reaktor 専用のディレイ・エフェクター。通常のディレイと違い、ディレイタイムを加速させたり、減速させたりしながら効果を作って行くことに焦点が当てられている。ディレイタイムは常にマスターテンポに同期しているので、カオスのような状態になることはなく、様々なディレイタイムを使いながら面白い効果を作ることができるフリーのアンサンブルエフェクト。ダウンロードはこちらよりどうぞ。
Native Instruments Reaktor/Reaktor Player専用。Reaktor Playerは無償ダウンロードすることができるので、まだ試したことのない人はぜひどうぞ。
Mayank SanganeriaがリリースしたフリーのiOSアプリGrainProcは、グラニュラーシンセシスを使ったエフェクターで、入力した音をリアルタイムで操作することができる。2つのトラックが用意されており、スクリーンを5本指でスワイプすると画面は青からオレンジに変わり、ひとつのトラックをフリーズさせておきながらもうひとつのトラックを操作すれば、より効果的なサウンドを作ることができる。
App Storeにてフリー
Alessio Mellinaがリリースしたr0b0.coder はMax/MSPで作られたマルチ・エフェクター。Max/MSPがなくても操作することのできるフリーのソフトウェア。
ライブ入力(コンピューター内蔵マイクロフォン)やWavファイルのサウンドにリアルタイムでエフェクターをかけることができ、サイエンティフィックなサウンドを簡単に作ることができます。例えばコンピューターを軽くこずいただけで、いつの間にかエイリアンのような、小動物のようなサウンドに変身して行きます。
“Roll the dice” ボタンを押せば、パラメーターがランダムに変わっていき、エイリアンはさらに進化して行きます。
Mac and Windows 対応
ダウンロードはこちらよりどうぞ。
Mouse on Marsはドイツのベテラン・エレクトロ・デュオ。Create Digital Musicは音楽テクノロジー専門のブログサイトで、代表のPeter Kirn氏はデスクトップシンセサイザーMeeBlipのディベロッパーの一人。
そんな音楽テクノロジーを知り尽くした両者がiPhone音楽アプリ WretchUp を開発。
現在、indiegogo(キックスターターのようなサイト)でサポートの募集をしています。目標金額 $5,000でこのアプリをアップルストアからリリース、そしてアプリのソースコードの公開が約束されています。目標金額をさらに超えた場合($10,000)はAndroidバージョンのリリースが約束されています。
サポーターへのリターンの供給として、
$5: アプリ入手、サポーターとしてのクレジット記載
$10: …Mouse On Mars のアルバム「WretchDubbed」から2曲ダウンロード
$15: …Mouse On Mars のアルバム「WretchDubbed」全曲ダウンロード
$30: …アルバム「WretchDubbed」ハンドメイドのCDジャケット
$1500…エグゼクティブプロデューサーとして、ドイツベルリンでの2日間の音楽スタジオツアーなど
さて、肝心のアプリの内容のほうですが、WretchUpは過激なサウンドをモジュレートすることができるエフェクター・アプリで、iPhoneのマイクロフォンを使いロボットボイスやクレイジーボイスを作ることができるようで、操作も至って簡単なようです。アイデア自体はiOSアプリRjdjが元になっているようですが、こちらはMouse on Mars自身がスタジオやライブでも使うことのできる音楽専用アプリになっているようです。
飲み会やカラオケパーティでこれを使った時には一躍人気者かも。詳しくはindiegogoからどうぞ。
via Palm Sounds