ドラムパッドとキーボード(アルペジエーター)を使い、ダンサブルな音楽の演奏を楽しむことができるアプリYamaha Synth & Dr Pad。音源はおよそ60種類。コントローラー機能のみのアプリYamaha Keyboard Arp & Drum Padとは違うので注意。

特に面白いのは、ドラムパッド。AKAI MPCやNative Instruments Maschineで有名な4×4のパッドスタイルに、YAMAHA流のアイデアが付け加えられている。

PAD 一つのパッドに複数のMIDIノートをアサインすることができたり、パッドを左右2分割して複数のMIDIノートをアサインすることができたり、さらにステップシーケンサーをアサインすることもできるのが新しい。ドラムサウンドの演奏に限らず、インストゥルメントの演奏にも焦点が当てられている。

ROLL  MPCやNI Maschineではビートリピートと読んでいる機能ですが、指定した音符ボタンに応じてMIDIノートを自動的に出力してくれる機能。たとえばスネアロールのような奏法を簡単に行うことができる。MPCやMaschineにはないベロシティとゲートタイムの設定をできるのが新しい。

スライダー ピッチベンドとしてだけではなく、ベロシティーのレンジを変化させたり、MIDIコントロール情報を送信できたり、表現方法がより多彩になっているところが新しい。

レコーディング機能はいまいちな印象。セーブできるトラック数も5つまでしかないことや、エクスポート機能がないことを考えると、Garage Bandのような楽曲制作アプリとは違う種類のもののようです。しかし演奏する為の楽器として見ると、かなり楽しく使えますよ。個人的には久しぶりのYAMAHAのヒット作。

 

App Storeにて¥350

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最近、様々なタイプのMIDIコントローラーが登場していますが、今日紹介するのはメキシコのテクノロジー+ファッションデザインブランドMACHINAによって開発中のMIDIジャンバー。ジャンバーの淵にはストライプのセンサーが、そして袖元にはアクセロメーターが付けてあり、MIDI信号を送信することができるのです。

たとえば、寒い冬でもポケットの中に入れてあるiPhoneドラムマーンやiOSシンセサイザーを演奏することができたり、仲間と一緒にジャムセッションをすることができたり、新しいタイプのストリートパフォーマンスができそう。下のビデオはMACHINAによるプロモーションビデオ。価格、販売開始時期未定

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ポルトガルのリスボンに拠点を置くADDAC Systemより発売されているユーロラックサイズのモジュールAudio iNtegrator ADDAC804。iPhoneやiPadをモジュラーシンセと接続しよう、という意表をついたアイデア。iOSディバイスのヘッドフォン/マイク端子から入力されたサウンドは左右の信号の振られ、それぞれの信号をエンベロープ、トリガーとして使い、モジュラーシンセをコントロールすることもできる。 iOSのエフェクターやサンプラーアプリと合体させると面白いことができそう。€220

 

ADDAC System

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デトロイトテクノとMOOGが合体??iOSアプリAnimoogのプリセット集MOVEMENTは、なんとデトロイトテクノの巨頭カールクレイグ、ホアンアトキンス、カイリーホール、マイクハッカビーによる製作。今ならリンク先よりフリーでダウンロードできます!全50種類。

下のビデオは今年の5月26日から28日にアメリカのデトロイトで行われたエレクトロニックミュージックフェスティバル「Movement」でのカールクレイグ、カイリーホール、マイクハッカビーのインタビュー。デトロイトテクノ初期の頃の話や、MOOGサウンドがいかに彼らの音楽性に影響を与えているのか、、などを語ります。

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BeatsurfingはiPadを使った MIDIコントローラー。他のコントローラーと違うところは、ユーザー自身がインターフェイスのレイアウトデザインをすることができるところで、設定次第で様々な方法でのMIDIコントロールが可能になります。

もう一つの大きな違いは、スクリーンをたたくコントロール方法ではなく、スクリーンを指でスライド(Surfin)させる動作が勧められているところで、今までのMIDIコントローラーとはひと味違った表現方法を可能にし、iPadをひとつの楽器のように扱えるようになるアプローチがされています。

先ほどからデモ・チュートリアル(AbletonLiveのプロジェクトファイルをダウンロード可能)を試しているのですが、こんなことができるのか!!と、驚かされています。新時代のMIDIコントローラー。下のデモンストレーションビデオ、特に#3がスゴいです。

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様々なタイプのオーディオインターフェイスが市場に並んでいますが、特に移動を多くするラップトップミュージシャンにとってこのMOTU Track16は要チェックでしょう。まず、小さなサイズ。そして中央にある大きなコントローラー、レベル確認の為のメーター、たくさんのインプットとアウトプット、そしてMIDI。みたところApogee Duet2にそっくりですが、スペック的なことでいうとTrack16は必要なものがほとんどすべて網羅されている様子です。

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