ドイツベルリンに拠点を置くソフトウェアメーカー SugarBytesは人気プラグインエフェクター TurnadeのiPadバージョンであるTurnade for iPadをリリースしました。以前、インタビューをさせてもらった時に「このTurnadeはipadバージョンを作るべきです!」と主張しておいたのですが、(覚えてくれていたかどうかは別として)願いがかなったかのようでとても嬉しいです。

Turnadeは24種類のエフェクターの中から8つのエフェクターを選択し、ノブをいじるだけでリアルタイムにマニュピレートすることができるマルチエフェクトプロセッサーです。Dictatorモードに入ると、ひとつのスライダーを動かすだけで8つのエフェクターを同時に動かすこともできる、トルネードという名前の通り、どにかく元気のあるエフェクターです。ビートに使うと効果大で、遊んでいるうちに思わぬループやスライスを発見することができます。音がカオスになってしまったら中央下の赤いボタンを押しましょう。iPadバージョンでは4つのX-Yパッドも装備。かなり楽しめます!

 

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リサーチと開発におよそ6年間の時間を費やして完成したBeardymanの新しいライブ・プロダクション・システム Beardytron_5000 mkII

ルーパーやエフェクターを利用しながら、すべてリアルタイムで、ゼロから音楽を作り上げていくことのできるこのシステムには、iPad3台、コンピューター、NI Maschine、MIDIキーボードが組み込まれている。開発にはソフトウェアメーカーDMG AudioとSugar Bytesが関わっているということで相当な気合いが伺える。

下のビデオでiPadの画面が見えない理由は、後にリリース予定のアプリが隠されているかだそう。Wifiプロトコルを利用したノンリニア・オーディオ・エンジンがコアになるアプリ。本当の意味で「コンピューターを演奏する」新しいライブスタイルに期待したい。

 

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オランダのElephantCandyがリリースしたマルチエフェクターアプリ Live FX for iPadは、昨年末にフリーバージョンがリリースされていたのですが、先日フルバージョンとなるLive FX が本格的にリリースされたばかりです。コルグのKaoss Pad Quad と同じく、X-Yパッドを使いながら4つのエフェクターを同時に利用することができるマルチエフェクターです。Kaoss Padのあたらしい解釈ともいっていいiPad専用のエフェクターです。

Kaoss Padと同じように、Live FXは声や楽器などあらゆるオーディオ信号を入力し、パッドの上で指を動かすだけでエフェクター操作をすることができます。オーディオソースはiTunesのライブラリーから、そしてAudioBusにも対応しているので、対応アプリからのサウンドを入力することができます。これまであまり納得できるエフェクターアプリが少なかったので、iOS音楽プロデューサーにとってはとても嬉しいところでしょう。

Live FXの操作はマルチタッチに対応しており、指を3本使った操作も可能。指を3本使うと「光」は円を描き始め、オートメーションを作ることが可能です。その状態で「ロックボタン」を押せば指を離してもエフェクト効果を持続することができます。「スピード・スライダー」を動かせばその動きのスピード変えることもできます。どのようなアクションが行われるのかは下のビデオをチェックしてみてください。

エフェクターはループ系、ディストーション系、フィルター系、ディレイ系の4種類に分かれており、およそ1000通りの組み合わせが可能です。

「演奏するエフェクター」というアイデアを作ったKaoss Padってやはり素晴らしいな、、と実感するわけですが、KaossPadも初代がリリースになってから早12年だそうです。コルグにも純粋なエフェクターアプリをそろそろ作ってもらいたいですね。

 

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ドイツ・フランクフルトで開催中のムジークメッセ2013。前々日から妙なにぎわいを見せていたコルグ新製品の噂は本当のことだったということが分かり、コルグに振り回されてしまったかのような第1日目。しかしNordlead 4のニューサウンドも美味。Novation のBass StationやLaunchPadも素晴らしい出来映え。90年代〜2000年初頭への回顧が感じられる傾向の中で、ドイツ・アナログスタッフは剛健。まずはムジークメッセ2013画像からどうぞ。

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Ableton LiveのためのコントローラとしてNovation Launchpadが初めて発売されたのは2009年。64個のマルチカラーパッドを使いコンピューターソフトウェアAbleton Liveを操作・演奏することができるコントローラ。鍵盤楽器ではない「新しい形の楽器」としても音楽制作やパフォーマンスの環境を変えたNovationのヒット製品。

そんなLaunchpadのニューバージョンであるLunchpad S のリリースアナウンスが本日行われました。大きな特徴となっているのは、パッドの光がより明るくなり、パッドの感度がより高くなったという部分。さらに、USBクラスコンプライアントに対応したことで、以前のように専用ドライバーの必要がなくなり、どのコンピューターとでもすぐに接続することができるようになっています。さらにiPadとの接続も可能になっているのは(Camera Connection Kit要)個人的にはもっとも興味のあるところ。DJアプリやAkai iMPCを操作してみるのも楽しいはず。本体には「Live Launchpad Edition」と、DAWソフトウェア「FL Studio」そしてLaunchPadをカスタマイズするためのソフトウェアが付属。「Ableton Live専用」からユニバーサル仕様に変わったことで、どのソフトウェアでも操作することができるようになります。残念なのはパッドが依然ベロシティに対応していないところ。でも本体の軽さと値段を考えたら当然「アリ」でしょう!

Launchpad Sは、2013年4月発売予定 予想価格 US$ 169,99

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マイクロフォン・メーカーRØDEからアナウンスされた i16 は iOSディバイス(iPhone, ipad, iPod touch)を使って同時16チャンネルの録音を可能にするマイクロフォン。同社がリリースするレコーディングアプリ RØDE Rec を利用することで、24-bit/96kHzクオリティまでの録音が可能になる。それぞれのマイクには金スパッタ・カーディオイド・コンデンサー・カプセルが採用されており、モノラル・ステレオ・サラウンドなどユーザーのニーズに応じた自由度の高いレコーディングも可能になる。Apple Lightning (iPhone 5, iPad mini) と 30-pin のiOSディバイスが共にサポートされている。詳しくは公式ホームペジよりどうぞ。え?エイプリルフール?でも凄い見栄え。

US $399

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