AKAI プロフェッショナルは新しいDJコントローラAFXAMXのリリースを発表しました。人気DJソフトウェアSerato専用となるモジュラータイプのコンパクトコントローラ。

Serato専用のコントローラカタログを見てみるとまずその種類の多さに驚くわけですが、どういうわけかほとんどのものがジョグホイールを備える大型コントローラです。このサイズのコントローラを持ち歩くことやクラブやバーで置き場所を確保することは本当に大変なことだと感じるのですが、そういった意味でこのスリムなAKAIのコントローラはすべてのSeratoユーザーにとって手に取り易いものに違いありません。

AFX はNI Traktor Kontrol F1 とNI Kontrol X1 の中間といった感じで、パッドやタッチストリップを使い、エフェクターやスライスを操作することのできる、デジタルDJパフォーマンスに焦点を当てたコントローラとなっているようです。

AMX はオーディオインターフェイス内蔵の2チャンネルミキサーで、NI TRaktor Kontrol Z1 のような作りになっていますが、インプット端子を備えていたり、トランスポートコントロールを備えているなどの違いを見ることもできます。

 

AFX

  • タッチストリップ
  • 4デッキコントロール
  • 9 タッチアクティベートノブ
  • 8 ベロシティ対応+RGBバックライトパッド
  • パッドモード切り替え(トリガー・ホットキュー・ループ・スライス)
  • USB パワード
  • US$199
AMX
  • 24-bit/96kHz オーディオインターフェイス
  • 2 フォノ/ラインインプット, ステレオヘッドフォンアウトプット
  • 9 タッチアクティベートノブ
  • Serato DJソフトウェアのフルライセンス
  • クロスフェーダー
  • US$249
ともにリリースは2014年秋

 

 

 

 

 

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Novation のLaunch コントローラシリーズに新しいファミリーが増えました。名付けて、Launch Control XL。8本のフェーダー、24個のフェーダー、16のボタンが付いたAbleton Live 用コントローラ。iPadのコントローラとしても使うことができるもプラスポイントですが、カメラコネクションキットが必要となります。

Novation のトレードマークでもあるLaunch Padは2009 年にリリース。その後パッドのクオリティが向上したLaunch Pad S がリリースされるなど、依然、人気のコントローラの一つとなっています。一つ問題を挙げるとするならば、LaunchPadにはパッドしか装備されていないのでスムーズなボリューム操作やスムーズなエフェクター操作を行なうには無理があったわけです。今回リリースされた Launch Control XL には8本のフェーダーが搭載。Launchファミリーにとっては頼もしい存在となるでしょう。

それにしても、なんだか最近名前がややこしくなってきたNovation のLaunch ファミリー。Launch Control という小型コントローラももすでに存在しているほかに、Launch Mini、Launch Pad mini、LaunchPad S、LaunchPad App、LaunchKey App、Launch Key などなど。

 

 

 

Product Hardware Specifications

Knobs: 24 rotary pots
Faders: Eight 60mm Faders
24 assignable buttons
2 template switch buttons
26 LEDs in the buttons and 24 LEDs under the knobs
Kensington security slot

Product Compatibility

Mac OS X 10.9 Mavericks, Mac OS X 10.8 Mountain Lion
Windows 8.1, Windows 8, Windows 7
iOS 7, 6
USB-MIDI class compliant
Live 9.1.3 or later required (As with all new products with Ableton Live support, Ableton provide support only for the latest version of the latest generation of Live)

Product Dimensions

239mm width x 239mm depth x 22mm height (39mm inc knobs)

Product Power Requirements

Launch Control is powered via USB bus power

 

Novation

 

 

 

 


 

タッチスクリーンにノブ? そう、この「Tuna Knobs 」には吸盤が付いていて、これををタッチスクリーンに付けることによって iPadがフィジカルコントローラになってしまうのです。

サポートされているアプリは Touch OSC、KORG iMS-20、KORG iElectribe、iDJ2GO、Touchable、d–b。お、iMS-20 も操作しやすくなりますね。

10個も付けてしまったらタコみたくなってしまいそうなので、3つ程あればいいかな、、と思い、クラウドファンディングKickstarter で30€ほど投資してみました。

残念ながら1€でノブ1個ゲットできるオファーはすでにいっぱいになってしまったようです。ステッカーが付いたり、ポーチが付いたり、Tシャツが付いたり、ノブの数によっていろいろなオファーがあるのでチェックしてみてください。目標金額が達成した際には11月からの発送が予定されているそうです。

 

Kickstarter TUNA KNOBS

 

 

 

 


 

The works によるシュールなライブパフォーマンス「Bones Live」。動物の頭蓋骨をパーカッションとして使い、2台のiPadによってビジュアル&サウンドマニュピレーションが行なわれています。

まるで魔法のようなライブパフォーマンスですが、果たしてどのような仕掛けがされているのでしょう?

下のビデオはそんな疑問に答えてくれる舞台裏ビデオ「Behind the Bones」。

 

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コルグ共同開発によるlittle bits Synth Kit は新しい3種類のモジュールの追加を発表しました。追加されたモジュールはMIDIモジュール、CVモジュール、USBモジュールの3種類。

 

MIDIモジュール  Ableton Live、Pro ToolsなどのDAWソフトや、その他のMIDI対応機器でSynth Kitをコントロールすることができます。またlittleBitsコントロールボルテージを切り替えることで、littleBitsによるあなただけの MIDIコントローラーを創りだすことができます。

ミニジャック型のMIDI端子はインプットのみ。通常のMIDIケーブルを使うにはアダプターの用なものが必要になるのだろう。USB MIDIはインプット・アウトプットの両方。MIDIコントローラなどと接続することができるようになる。

CVモジュール  モジュラーシンセなどのアナログシンセサイザーとSynth Kitを接続してコントロールすることができます。

USB I/Oモジュール  Synth KitのサウンドをDAWソフトに直接録音したり、DAWからのオーディオをSynth Kitに取り込むことができるUSBオーディオインターフェースです。AbletonやPro Tools、Traktor、Max/MSPなどのソフトとSynth Kitを統合することができます。

価格、販売時期は未定。

 

 

little bits

 

 

 

 


エレクトロニック音楽に使う楽器というと、ノブ・パッド・スイッチ・キーボード・フェーダーを思い浮かべる。しかしまだまだこれから面白いタイプの楽器が出てくる可能性が十分にあって、とても楽しみにしている分野のひとつだ。もちろん極端に難しい楽器、長年トレーニングをしなければ演奏できないような楽器は避けたいのだが、もし手軽にそれも直感的で、今までとは違った角度から音楽を作ることができる楽器があるなら試してみたいと思っている。

さて、アメリカ・ペニンシルバニア大学のデジタルメディア研究で試されているのはRaspberry Pi を内蔵した電子楽器「JoyTone」。表面には蜂の巣のように57個のジョイスティックが並べられている。

ジョイスティックを傾ける方向によって音色を変化させ、ジョイスティックを傾ける深さによって音量を変化させることができる。ジョイスティックの淵の部分を触ることでピッチベンドを操作することができるようだ。また、それぞれのジョイスティックにはRGB LEDが配され、色を変えることもできる。

このジョイスティックの配列はBrett Park というソフトウェアディベロッパーによって考えだされた「パークレイアウト」と呼ばれているもので、実際試したことがないので分からないのだが、個人的にはいまいち難しそうな印象を持つ。しかしコントローラとして見たときには、今までと違った感覚で音楽を演奏できるような気がして興味深い。ピッチベンドとモジュレーションの嵐のような音楽になるのかもしれないが。

 

 

via MAKE:

Dave Sharples

 

 

 

 

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