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Native InstrumentsのKONTROL S-シリーズキーボードとコンピューターをつなぐソフトウェアKOMPLETE KONTROLのバージョン1.5がリリースされました。

今回のバージョン1.5では、NKSという新しいプラグインフォーマットが採用されたことがハイライトです。このNKSに対応するサードパーティ製ソフトウェアはKONTROL S-キーボードの機能をフル活用できるようになり、例えば、キーボードのブラウズスイッチを押してプリセット音を選択できるようになったり、キーボードの8つのノブにはソフトウェアの特長に応じてパラメーターがあらかじめマップされます。つまりは、サードパーティ製のソフトウェアであっても、NIのKOMPLETEやKOMPLETE ULTIMATEのプラグインと同等に扱えるようになるわけです。

NKSに対応しているソフトウェアのリストは次のリンク先に記載されています。

http://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/keyboards/komplete-kontrol-s-series/nks/

ある意味驚きだったのは、ArturiaのV-Collection 4が全面的にNKSに対応していることです。これに伴って、V-Collection 4の半額セールも始まっているので、この機会にソフトウェア音源をさらに充実させるのもいいかもしれません。NIとは違った傾向の音色を楽しめます。価格$199

 

VSTへの対応

KOMPLETE KONTROL も遂にVSTに対応することになりました。これからはS-シリーズのアルペジオ機能やスケール機能を使ってVSTインストゥルメントを演奏できます。ではNKSとの違いは何か?というと、例えばインストゥルメントのプリセットをキーボードから選択できなかったり、Light Guide(鍵盤の上で光るイルミネーションガイド)機能に対応していないことです。キーボードの8つのコントローラにはVSTソフトウェアのパラメーターが表示されるのですが、まったく無差別な表示方法なので、どこに何のパラメーターがあるのか見つけるにはかなり苦労します。しかし「Plug-in パネル」という新しい機能によって、独自にパラメーターの表示配列を変更(カスタムマッピング)することができるので、例えば、頻繁に操作したいパラメーターを好きな場所にアサインすることができます。

 

カスタムマッピングの方法

それではU-heのHIVEというプラグインシンセを例にしてパラメーターを独自にマッピングしてみましょう。

KOMPLETE KONTROLのファイルメニュー/Plug-In/使いたいVSTインストゥルメントを選択します。ファイルメニュー/Plug-In にインストール済みのVSTがすべて表示されます。

選択

インターフェイスの上中央にあるノブの形をしたアイコン(Plug-inパネル)を押すと、パラメーターのアサインページが表示されます。HIVEの場合、全16ページにも渡って100以上のパラメーターが自動的にアサインされているわけですが、これではどこに何があるのか探すのは大変です。私の場合せいぜい4ページくらいに必要なものだけをまとめて置きたい気がします。(画像下)

 

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上中央のPlug-inパネルスイッチを押すとPlug-inパネルが開く

インターフェイス右上にあるPlug-Inスイッチをアンロックすると、パラメーターのアサインや消去を行えます。カーソルをノブに近づけると x スイッチと矢印スイッチが表示され、パラメーターを選択肢の中から選べます。(画像下)

 

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Plug-inパネルの右端のスイッチを押すとパラメーターのロックが取れる

 

膨大な量の選択肢から選ぶのは至難の技です。そんな時の為に、インストゥルメント側からアサインする方法もあります。まずはインターフェイス右上のアサインスイッチを押しましょう。するとスイッチは青色に変わります。アサインしたいノブをクリックすると、ノブは青色の枠で囲まれます。ここで、マッピングしたいパラメーター(インストゥルメント側)をクリックします。すると、アサインはすぐに完了します。この手順ですべてのノブにパラメーターアサインを行えます。

 

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Plug-inパネル右上の2番目のスイッチがアサインスイッチ

 

ノブにアサインしたパラメーターの名前を変更したり、ページに名前を付けることもできます。KOMPLETE KONTROLソフトウェアでは日本語表示が可能ですが、その場合S-シリーズキーボードのスクリーンには表示されなくなります。ここはアルファベットを使いましょう。

 

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ファイルメニューよりSAVEを行います。セーブを行うと、ブラウザーのユーザーカテゴリーにはエディット済みのVSTプラグインが表示されるようになります。タグ編集を行うと、ブラウジングはもっと便利になります。

 

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また、KOMPLETE KONTROL ユーザーフォーラムには幾つかのソフトウェアのテンプレートが公開されています。自分でパラメーターのマッピングをするのが面倒な人は是非試してください。ダウンロードしたテンプレートファイルをuser/書類/Native Instruments/User Contentフォルダーにコピー、KOMPLETE KONTROLソフトウェアのPreferencesでプラグインの再スキャンを行うと、上の画像のように表示されます。

現在公開されているテンプレートは、Omnisphere 2、 Dune、Dune 2、Serum、KORG Legacy collection(Monopoly、Polysix、MS-20)Oddity 2、Imposcar 2

https://www.native-instruments.com/forum/threads/mapping-templates-for-non-nks-plugins.262959/

 

 

 

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3 Responses to Native Instruments KOMPLETE KONTROL バージョン1.5リリース、VSTインストゥルメントのパラメーターをカスタムマッピングをしてみる

  1. YMなOが好きな人 より:

    失礼します。
    私KONTROL S49を所持しており、NKS対応を心待ちにしていたのですが、Plug-inを追加する方法がわからず、困っています。
    NKS対応のArturiaの製品です。

    File → Plug-inという項目が見つからないです。

    • ik より:

      KOMPLETE KONTROLソフトウェアは最新バージョン(1.5)ですか?それでしたら、
      一度File>Preferences>Plug-INでRescanを行ってみると良いかもしれません。

      • YMなOが好きな人 より:

        ik様

        バージョン確認したところ1.2のままでした(汗)
        1.5にアップデートしたのちリスキャンかけましたら、Arturia製品が一覧で出てきたのですが、音色を選ぼうとするとplugin errorで起動しません。

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