ハービーハンコックの1984年のグラミー賞のステージ。当時、このショルダーキーボードとそのベンド奏法に胸を熱くしたものでした。とても80年代的センスなショルダーキーボード(英語圏ではkeytarと呼ばれています)でもそれ以前70年代にはEdgar Winterという人がArpのキーボード部分を首からつるしてパフォーマンスをしていたようです。↓

そしてこれがMoog Liberation。2オシレーターモノフォニックシンセでネック部分にはリボンコントローラーが付いていました。しかしとてつもなく重たかったそうです。

実はローランドSH-101もショルダーキーボードだったんですね。モノフォニックで32鍵。ピッチベンド付きのハンドグリップは取り外しが可能でした。その頃ヤマハは、、、↓

SHS-10 ショルキーという名前でコマーシャルを見ての通り幅広い層を狙っての戦略だったようで、軽量化、プリセット音源、スピーカー内蔵、ピッチベンド、ビブラートon/offスイッチ、サスティンスイッチ付き、一見おもちゃに見えますが、MIDI出力付きだったのです。 そらから1984年にはイニシャル、アフタータッチ付き内蔵音源は搭載されていないMIDIコントローラーとしてのショルダーキーボードKX-5が発売されロングセールスを記録します。


そして2009年から 現在発売中のローランドAX-Synth。単3電池8本での駆動も可能、V-Linkによりビデオとの同期が可能、Dビームコントローラー、264の内蔵音源搭載の48鍵128ボイスポリフォニックシンセとして活躍中。重さは3、9キロ。Iomega Heapも愛用しているようです。

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