以前にお伝えしたこの怪しい物体The Missing LinkはWifi電波を持つOSC MIDIトランスレーター。MIDI機材とこのMissing LinkをMIDIケーブルで繋ぐことでモバイル機器もしくはPCからワイヤレスでそのMIDI機材をコントロールすることができるというもの。通常のMIDIノートだけでなく、エディットがやたらに面倒なMIDI機材をiPadからコントロールできたりするなど、テンプレート次第では今後とても期待できそうな予感がします。およそ8,5×5,5×3,5 cmの小さな物体、電源はPCからのUSB接続、もしくは電源アダプターから供給します。

試しにiPadアプリTouch OSCを使い、MIDI機材とワイヤレス接続してみたいと思います。Jabrudian Industries LLC サイトに用意されているiPadTouch OSC用テンプレートをダウンロード後、iPadとコンピューターをdock接続しiTunes経由でテンプレートをiPadに送信。それからiPadとMissing Linkのwifiセッティングを行います。

ここではMIDI機材Dave Smith Mophoを接続してみたのですが、、、、、鳴りました! このMophoという音源もやはりエディットするのがやや複雑なものなのですが、このテンプレートだけでもわずかばかりの鍵盤も用意されている上、X-Yパッドのような物もあるので通常のMIDIキーボードだけではできないコントロールも可能になり非常に嬉しい結果となりました。

こちらは本日発表されたRoland Alpha Junoとそのラック版MKS-50という1980年代後半に発売されていたシンセサイザーのTouch OSC用テンプレート。僕自身長い間このMKS-50を愛用しているのですがやはりエディットが非常に面倒だったので、これは嬉しい展開。画面右上にキーボードが設置されています。プログラムチェンジなども付けてもらえたらより良かったのですが、それでも古い機材をもう一度見直すいい機会になりそうな感じです。このほかにもMicro Korg、YAMAHA DX-7、01V、などのテンプレートも発表されているので、ぜひ試してみてください。

今後はやはり1台のMIssing Linkから複数のMIDI機材が操作できるようになるとより素晴らしいですよね。またMissing LInk対応のiPadアプリの発売も予定されているようなのでとても楽しみです。詳しくはFaceBook missing Linkページをご覧ください。

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