幼い頃ヤマハ音楽教室に通っていた頃があったのですが、それはそれは毎日譜面とのにらめっこだったのですが、コンピューターで音楽を作るようになってからは全くと言っていいほど譜面とは縁がなくなっています。でもやはりちょっと恋しい部分もあったりするわけでこのアプリの登場にはかなり感動しているところです。Scorchは楽譜を読み、楽譜を買い、楽譜を学ぶことが出来るアプリです。

楽譜製作ソフトの大御所Sibelius譲りのとてもキレイなフォント、譜面のテクスチャーの設定も可能です。それから例えばバンドスコアの場合、上の画像(ドラムパートの譜面)のような、それぞれのパート譜の呼び出しもすぐに出来ます。

正直、音源はひどいのですが簡単なMIDI音源で譜面を再生してくれる装置が付いています。譜面を目で追うことで、その楽譜を読み取る助けとなります。例えば、一番上の画像はドビッシーの楽曲の譜面なのですが8分の9拍子というちょっと個人的には全く縁のない拍子なのですがこの再生機能で、あああ、なるほど、、、と理解が深まるのでした、、。以前紹介したMusic Animation mashineがより本格的になったような感じですね。

iTunesやiBooksのようにアプリ上から楽譜を購入することができるScorch Store。クラッシック、ジャズ系の譜面が主流のようではありますがカーペンターズ、レディーガガのようなものも置いてあります。値段は1曲フリーのものから350円くらいが相場のようです。

やはり楽譜を使う人たちにとっては実際譜面台にiPadを置いて楽譜を見ながら演奏したいところだと思うのですが、、iPadのサイズは本来の譜面よりも小さい、譜面をめくるのはワンタッチで住むので簡単なのですが、やはり譜面をめくる回数は多くなることでしょう。しかも両手が塞がってしまう楽器の場合はどうなのでしょうか。多くのサイトでささやかれていることですが、やはりフットスイッチなどの外部コントローラー等が必要になってくるのかも知れませんね。しかしながら楽譜の世界でも大きな変化が起こっていることは確かなようです。

avid Scorch

via CreateDigitalSound

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