クラフトワークが使用しているボコーダープラグインソフトMATRIXの開発元で知られるVirSynによるiVoxelはマイクロフォンからの音声入力とキーボードの演奏によってリアルタイムのボコーダー操作ができるだけでなく、内蔵シーケンサーによりプリセット音声パーツ(Voxels)やユーザーがあらかじめ録音したパーツを組み合わせてパターンを組むことができる。CoreMIDI対応、もちろんあのロボット声もすぐに作れる。
- シンガーボコーダー:マイク入力がオンの場合にはシーケンスノートにそって入力音がリアルタイムに再生される。マイク入力がオフの場合にはそれぞれのシーケンスノートにVoxelsをアサインできる
先日iVoxelバージョン2.0がリリースされたばかり。主な新機能は次の通り。
- リアルタイムピッチトラッキング 元の歌声に音程が付いていてもFollowボタンをオンにすることで一定の音程でリアルタイム再生することができる
- スペクトラムピッチディスプレイ (写真下)
- オートピッチ 用意されているスケールに合わせピッチが修正される
- ピッチフォルマントマニュピレーション Gender(声のキャラクターを変える)Breath(呼吸音ノイズの調整は特に低いピッチの音声に良く効く)など
- サウンドクオリティの向上とオシレーターの追加(Saw/ pulse/ multisaw/ multipulse/ noise)
- エフェクター コーラス、ディレイに加えリバーブが追加
- バーチャルMIDI
- Wistサポート 現在のWist対応アプリは次のリンクの通りLink

AppStorenにて現在¥500
iPadで使うボコーダー「iVoxel」はかなり使える。さらに自動的に歌わせる機能も « モバイルとシンセで音楽作りな話 へ返信する コメントをキャンセル