イギリスの女性シンガー、イモージェンヒープ。彼女の次なるチャレンジはAbleton Liveを使いジェスチャーによって歌声をコントロールするパフォーマンス。グローブには様々なセンサー、手首にはマイクロフォン、そして肩にはいくつものディバイスを乗せ、歌声をループさせ、エフェクターをいじり、インストゥルメントを演奏し、リアルタイムで音楽を構築して行いきます。
たとえばジェスチャー使って簡単なドラムパターンを演奏するなどといったことが技術的に可能なことはもう私たちも知っているとことですが、彼女レベルになると最低でも3トラックは必要になってくるわけで、はたして一人の人間のジェスチャーによってどこまでのコントロールが可能なのか、学術的な研究 ともいえるようなプロジェクトになっているようです。また、テクノロジーを使った新しい音楽制作のあり方を考える上でもとても異議深いものに感じます。
「I have music in my hands!!!」はたしてこのような技術を使いイモージェンヒープが描こうとする音楽世界はどのようなものなのでしょうか。
下のビデオはWired 2012 イモージェンヒープ自身による解説とデモンストレーション(13:20~)その下のビデオはTed Bristol2011での同じく自身による解説とデモンストレーション(2:22~)
すごい!