来年の1月11日にドイツのハンブルクにコンサートホール、エルプフィルハーモニー・ハンブルクがオープンする。建築設計を担当するのはスイス人ヘルツォーク&ド・ムーロンで、ビルにはコンサートホールの他にホテルや高級アパートが併設される。また、かつてから存在する赤煉瓦の倉庫部分と新設したガラス張りの建築物の中間部には公共広場が設けられ、来場者や市民は地上37メートルの高さから360度のパノラマが楽しむことができ、ドイツ国内では既に大きな話題となっている。メインとなるコンサートホールは地上から50メートルの高さに位置し、2100人を収容する。音響設計には日本の永田音響設計が携わっている。1月11日のこけら落としにはこのホールを拠点にするNDRエルプフィルハーモニーオーケストラが演奏を行う。
現在、公式サイトにはドローンカメラによって撮影されたコンサートホールの内部映像「Slow and Motion」が公開されている。スマートフォンならばスクリーンをタッチ、ラップトップならばスペースキーを押すことでドローンの飛行速度を2段階に分けて見れるのが面白い。それに合わせて音楽もクラシックとロックに切り替わり、この豪華絢爛な建築と風景をバーチャルに体験できる。
エルプフィルハーモニー・ハンブルクのドローンツアーはこちらから
Googleが公開したChrome Music Labは、webブラウザーChromeから利用できる音楽アプリのコレクションです。Chrome Music Labには全12種類のアプリが用意されており、シーケンサーやアルペジオ、ハーモニクス、コードなどの基本を楽しみながら学ぶことができます。
テクノロジーを使う音楽教育を目的としたアプリがほとんどですが、中にはGoogle Chromeの新しい技術Web Audio APIが使われているアプリもあります。コンピューター内臓のマイクロフォンを使ってレコーディングを行えるVoice Spinnerやオーディオデータをスペクトログラム解析するSpectgramは、スマートフォンのアプリストアではよく見かける類のものですが、普段使っているWebブラウザーの上で機能しているのかと思うとかなり驚かされます。
Chromeはどこまで進化していくのでしょうか。
YouTube@MikuMiku Sputnikによる「70年代ミックステープ」。70年代の日本のポップソングをおよそ9分に及び次々とつなげていくのですが、アレンジ・ミックス・テクニックが並大抵ではありません。音質がイマイチなのが残念ですが、70年代への情熱は十分に伝わってくるのです。
ドイツ・ベルリンのミュージシャンRobin Sukrosoが開発した世界初、ワイヤレスMIDI・アコースティックギターACPADは、一台でエレクトロニックとアコースティックな演奏を同時に行うことができる楽器だ。ギターの弦を演奏するだけでなく、フィンガードラムパッドやルーパーなど演奏することもできるので、ワークステーション型のアコースティックギターとも言って良いのかもしれない。
ACPADは厚さおよそ2mmの薄型デバイスで、通常のアコスティックギターにピックガードのように装着することができる。コンピューターとの接続はUSBもしくはワイヤレスでおこない、MIDIデータの転送が可能になる。バッテリー駆動またはUSBパワードで動作する。
下のビデオでSukrosoはギター・ドラム・ベースの演奏を同時に行っている。
ACPADは間もなくクラウドファンディングKickStarterでプロジェクトが立ち上げられる。アコースティックギターにもエレクトロニックの旋風が巻き起こるか?!
ここ数年デスクトップ型のシンセサイザーに夢中になっていたものだからすっかり机の上がごった返してきたのですが、奥の方に置いてあるシンセサイザーをちょっとでも見やすくするために本を積んで寄りかからせてみたりすることがあります。機材紹介のビデオなんかを作ろうとするとなると角度によって見え方が大きく違ってくるので、さらに頭を悩ますのです。
イタリアのデザインメーカーCremacaffeによるアイデア商品KOSMOはベニア製の板で作られたシンセサイザースタンドです。頑丈でありながら軽量、組み立て式なので持ち運びにも便利です。幅が18センチ以上、奥行きが34センチ以下マシンならばフィットするとのことです。DIY的なルックスもなかなか良いですね。
価格は6月末までのスペシャルオファーで49ユーロ!