もう10年程前に発売されたBehringer(ベリンガー) のMIDIコントローラ BCR2000。32基のロータリーエンコーダーし、このエンコーダーの数の多さが他のコントローラにはない魅力の一つなのですが、とにもかくにも頑丈なマシンということでも有名、いまだ愛用者が多いコントローラです。
このBCR2000のオペレーションシステムを入れ替えることによって、MIDIステップシーケンサーZauquencerに変えてしまったの人がディベロッパーChristian Stöcklmeier。
ZauquencerはBCR2000を4トラックのステップシーケンサーとして使うことができるようになり、コンピューターなしでもMIDI音源を操作することができるようになるそうです。デモビデオを見た感じではかなり操作性が良さそうです。
Zauquencerの価格は$150/125 Euro、発売は10月中旬となっています。BCR2000の標準価格がおよそ15.000円、オークション価格ならおよそ5.000円。考え方次第ではかなり低価格で楽しめそうではありませんか?
世の中これだけアナログシンセ(アナログっぽいシンセ)ブームではあるのに、気軽に楽しめるステップシーケンサーがリリースされていないのはどうしてなのでしょう?コルグのVolca シリーズにしてもRolandのAira シリーズにしても、次に望むものはステップシーケンサーなんですけどね。
via Synthtopia