先月行われたNAMM 2016 で、TeenageEngineeringはポケットオペレーターの新しいモデルを3種を発表しました。
ドラムマシンやベース用シンセ、ノイズパーカッションなど、様々な音色キャラクターを持つポケットオペレーターは、通常のステレオ・ミニジャックケーブルを使うだけで同期演奏が行えることも魅力の一つです。
今現在、全6種のポケットオペレーターが発売されているわけですが、これを全部数珠繋ぎして同期演奏すればそれは楽しいことに違いありませんが、でも6台ともなればさすがに操作が面倒になるに違いありません。(私も前モデル3種で試してみましたが、スイッチやノブの類が小さすぎることもあって、操作が窮屈なんです)
そこで考えられたのがポケット・ミキサーです。ポケットオペレーター全6モデルのボリュームをパラで操作でき、同期信号の分配管理するができます。下のビデオがそのデモンストレーションです。前半は技術的な解説。演奏が始まるのは3:09あたりからです。
ポケットミキサーはまだプロトタイプの段階のようで、ミキサーにはノブと端子が整然と並べられているだけです。あとはミュートスイッチやパン・コントロールが付けば、ポケットオペレーターだけを使ってライブパフォーマンスすることも夢ではなさそうです。そんな日のために本体のデザインは是非とも可愛くしてもらいたいです。
コルグVolcaシリーズとも合体できればきっと楽しいに違いありませんが、POとVolcaでは出力方法が若干違うので、ちょっと無理なのかな?