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iPadで音楽制作をしている人なら大概は知っているであろう、iOSシンセサイザーAnimoogがアップデートバージョン2.4をリリースした。iPad Proに最適化されたことで、グラフィックやレイアウトがシャープになったのはとても気持ちがよい。でも今回のバージョンで特に注目したいのは、iPad Proの重要アクセサリiPad Pencil に対応したことで、これが侮ることなかれ、かなりイケているのだ。具体的にはAnimoogのキーボードが、ペンの圧力と、ペンの傾きを感知し、ベロシティやアフタータッチ、モジュレーション操作ができるようになる。しかもとても精密。指タッチでも同様の操作はできるが、ペンを使えばもっと痒いところに手がくような、ピンポイントで的を狙っているかのような、そんな操作ができる。もちろんスタイロフォンや、学研のアナログシンセSX-150ユーザーが愛するあのビブラート奏法も可能だ。強いて問題はといえば、ペンは一本だけなので単音の操作しかできないことで、和音の操作をするには複数のペンが必要になってしまうことだろう。

 

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Animoog 

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