今日のシンセ系ニュース界隈では昨日発表されたアメリカアカデミー賞の最優秀音楽賞に映画⎡ソーシャルネットワーク⎦のスコアが選ばれたことで話題が持ち切りです。このブログでも以前にお伝えしたようにトレントレズナー(ナインインチネイルズ)とアッティカスロスによって書かれたディープアンビエントな内容のサウンドトラック、そこで彼らが使用したという摩訶不思議な楽器Swarmatronが今日のトピックです。

Swarmatronはハンドメイドのアナログシンセで、8つの音からなる一つの和音を一つの音として演奏するもの(?)らしいのですが、これら8つの音はそれぞれをマニピュレートできるので、出てくる音は微妙な不協和音やものすごいノイズだったりするようです。サイン波と矩形波を持つ8つのオシレーターは中央にあるリボンコントローラーで演奏され、ピッチはここで上げ下げができるようになっています。もう一つのベルトのようなものがスパンコントローラーで押さえたコードがこのコントローラーにより、広げ伸ばされるようです(フィルターのような機能)。いまいち詳細不明ですがまずは音を聞いてみてください。

ともかくユニークな楽器ですが、このFaceBookな時代の深層心理にマッチした音なんでしょうね。この楽器をチョイスしたトレントレズナーとアッティカスロスがただ者ではないということがよくわかります。詳しくはリンクよりどうぞ。

 
 
 
 

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