iZotope Ozoneがバージョン5をリリース、マキシマイザー、EQ、マルチバンドダイナミクス、ステレオイメージング、ハーモニックエキサイター、リバーブ、ディザリングの8つのマスタリングツールからなるエフェクトプラグイン。解析された音が3D、2Dのスペクトログラフやラウドネスメーターなどにより表示されるだけでなく、いじった内容がどの程度効いているのかが瞬時にわかるビジュアルフィードバックが得られるというスゴさ。音的に何がおこっているのかを理解する助けとなります。そしてそのビジュアルのすごさは超マトリックスな世界。

特に筆者が気に入ってるものはEQ、ハーモニックエキサイター、ダイナミクス、リバーブのモジュールに搭載されているMID/SIDE Prosessingという機能。ステレオイメージの中域とサイドを別々にコントロールできるもので、例えば左右に広がった音だけにリバーブかけ、センターに置かれているキックやボーカルにはそのリバーブはかけない、、などといったことが可能になる。

iZotope トライアルバージョンあり

Tacsystem 日本代理


Sugar Bytesからの新しいマルチエフェクターTurnadeは24種類あるエフェクターの中から最大8種類のエフェクターを同時に操作できる。とはいえ操作は至ってシンプル。

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Paul Nasca氏によるExtreme Sound stretchは、オーディオ素材を過激にストレッチすることのできるオープンソースのフリーソフトウェア。例えば3分程のオーディオファイルをインポートし、そのファイルを最大限にストレッチしたとすると、なんとその再生時間はおよそ2000年550年!!!というくらい極端なストレッチをすることができるソフトウェアです。2000年云々というのは極端すぎる例ですが、50倍程のストレッチでもゴミのようなサウンドではなくSpectral Smoothingというエフェクト機能により、テクスチュアとして使えるような音になります。ストレッチされた音はリアルタイムに再生ができ、レンダーも可能。エフェクターは、フィルター、ピッチフリーケンシーシフター、コンプレッサーなどを装備。サポートファイルはWav,OGG,VORBIS,MP3でWindows、Macともに作動。

メインの画面(Parameter)はストレッチの量を決めるStretch Amountと解像度を決めるAudio Windowからなっています。Stretch Amountには3つのモード 1,Stretch(10,000倍までのストレッチ)2,Hyper stretch (1,000,000、000倍までのストレッチ)3,Shorten (短くする)が用意されています。Audio Windowの量を低くすると時間軸の解像度は高くなりますが、フリークエンシーの解像度が低くなり、逆にAudio Windowの量を高くすると反対の事が起こります。音楽的には7kあたりがいい結果をだし、100k以上だとサウンドエフェクト的にはいい結果が得られるようです。

ダウンロードはWindows  http://sourceforge.net/projects/hypermammut/ mac http://music.cornwarning.com/ よりどうぞ。


下のビデオの音源はたった一つのドラムループから作られており、ほかのエフェクトはいっさい使われていません。Stutter EditはMIDIキーボードにマップされたトリガーボタンを押すだけでStutter Edit内の様々なエフェクトバンクをリアルタイムで切り替えることの出来るプラグイン。ビットリダクション、パン、ディレイ、フィルターなどなどStutter Gestureが作るそのエフェクトバリエーションは無限大といえるでしょう。ほとんどのDAWアプリケーションのプラグインとして作動。150ドル。

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すばらしいエフェクターを作るEventideですがなんせ値段が張るのでなかなか手に入れる事が難しいのですが、このStompboxesシリーズは値段とクオリティ共に非常に納得できるものです。そんなStompboxesの新シリーズがこのリバーブSpaceです。1キロ満たない重さ、タップテンポやMIDIシンクも可能な上に、通常のリバーブマシンでは不可能なリアルタイムな操作が可能。今回のNAMMの中では一番堅実で現実味のある製品なのではないでしょうか。

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“使えるフリーソフトウェア”を発表してくれるTogu Audio LIneですが、今回のリバーブも見やすく分かりやすいインターフェイスになっています。Mac,Windows対応 ダウンロードはリンクから。

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