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ハードウェアインストゥルメントを自分でデザインできる時代がやって来ています。Augmented Instruments Laboratory, C4DM社によるBELAは、クラウドファンディングKickstarterにてプロジェクトが開始されたばかりですが、目標金額の£5.000を既に突破しています。

Belaは、ユーザーが独自に電子楽器をデザインすることができるプラットフォームで、ユーザーはコンピューターソフトウェアでデザインしたシンセやエフェクター等をBelaにアップロードすることによって、ハードウェア楽器として利用できるようになるものです。

 

 

Belaは、BeagleBone Blackが基となり、USB端子、SDカードスロット、イーサネット端子、スピーカーアンプ付きステレオオーディオi/o、8チャンネルの16ビットアナログi/o、16GPIOを装備するなど、楽器製作用プロットフォームに改良されています。以前にもAXOLOTIという同じコンセプトの製品を紹介しましたが、Belaの場合はデジタル楽器の開発にとって大きな悩みであるレイテンシー(遅延)問題を1ms以下に抑えたことが大きな特徴で、リアルタイムのパフォーマンスに対応できる楽器の製作が可能になります。

レイテンシーは、アナログ信号とデジタル信号との変換処理に置いて発生する問題で、あまりにレイテンシーが大きくなると、機器を操作した際に感じる「遅れ」が生じ、操作に違和感を感じさせるものです。Belaによる比較データによると、iPhone6+のレイテンシー値が9ms、Mac OS環境でのMIDIのレイテンシー値が5.0msとなり、Belaが高性能なコンピューターよりも優れていることが示されています。

 

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プログラミングにはBelaに搭載するIDEを使い、C++言語によるコーディングが必要となります。またはPure Data言語で書かれたパッチを動作することや、Heavyオーディオツールからの翻訳も可能になるなどといったオプションも用意されています。

このプログラミングに立ち向かえるのかどうかが大きな関門となりそうではありますが、特筆しておきたいことは、£45(およそ7100円)で独自のデジタル楽器を作れる時代が来ているということです。詳しくはKickstarterプロジェクトサイトよりどうぞ。

 

 

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