Bleep Labsが発表したオーディオ+ビデオジェネレーターHard Soft Synth 3i。
- 16 Audio & video modes + 8 video only modes.
- RCA, S-video, and VGA video out.
- Audio, IR, and CV trigger input as well as CV out. IR with Handmade Music Austin or Gieskes devices, hook it up to a modular via CV or use the audio input to control the sounds and video of the HSS3i.
- Analog low-pass filter controlled via photocell.
- MIDI input controls device parameters.
- Optional circuit bent video device for even more visual insanity.
Tristan Shoneが自作で作ったヘッドギアMIDIコントローラー。8つのコンデンサーマイクロフォンが内蔵しており、声によってAbletonLiveの8つのサウンドをトリガーコントロールでき、同時に、声が8つのAbletonLiveのインプットに送られています。ビデオはその練習の様子ですが、他に例のないライブセッティングに驚くことでしょう。ヘッドギアーコントローラーだけでなく、すべてのマシンが工事現場のような、、もしくは最新のフィットネスマシンのような、、(!!) これぞインダストリアル。
via Make Magazine
NLogPoly SynthのディベロッパーであるRolf Wöhrmanの提唱によってOpen Music App Collaboration ManifestoというGoogle group(掲示板)がオープンした。すでにたくさんの音楽アプリがリリースされているのはご存知と思うが、ほとんどのアプリはドラムマシーン、シーケンサー、シンセサイザーといったような音楽制作の上でのひとつのパーツでしかなく、それらのアプリがどのようにしたら1台のiPad/iPhoneの中で同時に使用できたり、同期がとれるようになるのかについて、ディベロッパー等により活発な議論、情報交換がかわされ始めている。これにより音楽アプリのコラボレーションが現実化されていく見通しだ。問題はiPadの持つCPUとRAMの限界をどのようにして乗り越えるのか。音楽アプリファンとしてはこの展開をあたたかく見守っていきたい。
上のビデオはPolyChordをコントローラーアプリとして使い、MoDrumをリズム音源として使っている様子。PolyChordがMIDIクロック信号を送ることでこの二つのアプリが同期している。
同じくPolyChordがnLog Proをシンセ音源として使用している。
ここではSoundPrismをメインにMoDrumをドラム音源としてプレー、nLog Proをシンセ音源として使用している。
さて、気になるのは日本産アプリの動向。Korg iMS-20とiElectribeに搭載されているBluetooth機能を使ったWIst(Wireless sync start technology)の動きがあまり実用的ではなかったこともあり、今後の行方が気になるところだ。
via Synthtopia
ベルリンフィルハーモニーがリミックスコンテストを開催している。対象楽曲はグスタフマーラーによる交響曲第1番の第1楽章。リミックス用の素材はSoundCloudよりダウンロードが可能となっている。締め切りは2011年9月30日。
マーラーは1860年にオーストリアで生まれ、偉大な功績を残した作曲家、指揮者。この交響曲1番は1884年から1888年にかけて作曲されたといわれており、自然と、動乱の時代の中の人生や愛を表現しようと試みた楽曲。
1 即時性のある手段として
イ ンスピレーションはスケジュール通りには浮かんでこない、たとえコンピューターや楽器のをセットアップをする時間があったとしても上手い具合にインスピ レーションが浮かんでくるともかぎらず。インスピレーションが浮かんだとしても楽器の前にたどり着くまでに忘れてしまうこと多々、もしかした素晴らしいト ラックになったかもしれないし、そうでないかもしれない。さて、どうすればいいのか?
ど んな場所にいようとポケットに入る程度の小さな機器(例えばiPhoneのようなもの)があれば、そのインスピレーションを音にしておくことができるので す。もちろん今の段階ではその程度の小さな機材がプロ用の音楽スタジオに勝るわけではないのですが、シンセサイザー、ドラムマシーン、シーケンサー、レ コーダー様々なアプリを様々な用途に応じて使うことが出来る今日この頃。
もしあなたがバスの中にいる間に最高のギターリフが浮かんだとしたら、即ギターアプリを使い音にしておけばいいのです。家に帰った後でそのデータをデスクトップコンピューターに移し変えることも今では楽にできるようになりました。
これでだるい通勤通学時間も有意義な時間になりそうですよね???
pic from FT.com
2 開かれた音楽制作へ
大 概のデスクトップ用音楽制作ソフトウェアを使うにはある程度の音楽知識やテクニカルな知識が必要とされ、初心者の人にとってはセットアップの段階で落胆さ せられることが多いのが現実。またちょっと試しに遊んでみようかな?という人々にとってはソフトウェアの値段が高すぎるのも現状。プロ用音楽ソフトウェア の確固たる地位があるのに対し、もしかしたら音楽を作りたいと思っているにもかかわらずまだ手をつけていない人々というマーケットが存在するのも確か。
そ ういったマーケットに属する人々はスマートフォンで主にゲームを楽しみ、E-mailを利用するのですが、最近になりスマートフォンが音楽を作る為に使わ れることやアートや写真などといったクリエイティブな用途に使用できることを知り、このマーケットが徐々に成功をしている様子が見え始めています。
こ のような音楽家ではない人々の音楽的想像力をいかにしてとらえるか?ということがこのマーケットの開発における一つのキーとなり、例えばそれは音楽ゲーム であったり難しい音楽ソフトウェアのゲーム化(Gamification)だったりするわけです。ゲーム制作者はこのギャップを埋めることと同時に、クリ エイティブなレベルのアプリを制作するのが任務。
た とえばSmuleからのMagic Pianoというアプリケーションはおそらく潜在する多くのユーザーを対象にして作られたものであろう、非常に民主的なアプリケーション。ピアノを弾く、 音楽を作る、ゲーム要素、さらにネットワークを通じて世界中の人々とのコラボレーションが可能となる。
Magic Piano by Samule
3 新しいインターフェイスや楽器として
モ バイル機器はコンピューターに比べ機能が劣ることや、スクリーンのサイズが小さいことなどから、アプリ開発者にとって様々な制限を抱えている。しかしその 反面、マルチタッチを使用することの可能性、またはアクセロメーターやジャイロスコープ機能を使用したジェスチャーコントロールという新たな可能性も存在 する。これらの制限と可能性が新しい楽器やインターフェイスの創造へつながって行くことだろう。
ス クリーンとのやりとりのみで楽器をコントロールするかわりに、ジェスチャーを使って音楽を演奏することが出来たり、通常コンピューターではミキシングレベ ルを一度に一つしか調節できないけれど、iPadのバーチャルスライダーを使えば複数のフェーダーを一度にコントロールできる。
OSC Physics
結論
モバイル音楽アプリの開発は今、まさに過渡期。それはユーザーを惹き付け、開発者はさらに大規模な音楽ソフトウェア会社やハードウェア製品会社からの注目を集めている。
モバイル機器は音楽制作においての役割をさらに大きくしていくことだろう。アプリだけでなくプラットフォーム、ハードウェアとして音楽表現やクリエイティビティのための手段としてより可能性を広げていくことだろう。
デジタル音楽の革命か??なんて議論もできるのかもしれないが、ただ楽器をいつも手の中に入れておく、、っていうことだけなのかもしれない。
Fostex AR-4i
Original text from Music4.5
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