Pioneer DJは、サンプラーとステップシーケンサーを装備するパフォーマンス・ハードウェアTORAIZ SP-12 をこの夏リリースすることをアナウンスしました。TORAIZ SP-12は7インチのタッチ式スクリーン、4×4のドラムパッド、Dave Smith Instruments のアナログシンセProphet-6と同等のアナログフィルター、16のサンプラーエンジンを搭載。またPioneer CDJの同期テクノロジーPro DJ LinkによりCDJとのクオンタイズ付き同期が可能になっています。これまでPioneer DJはDJパフォーマンスに特化した製品を数多く発表してきましたが、TORAIZ SP-12はPioneer DJとして初の音楽制作に対応する機材となります。価格は$1499
ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーU-heが、シーケンシャルサーキット1981年のアナログモノフォニック・シンセサイザーPro-1をエミュレートしたプラグインソフトウェアRePro-1のアルファバージョンを公開しました。RePro-1アルファ版はPCとMacのVST/AUに対応しています。
「リサーチ用ソフトウェア」として無償配布されているRePro-1アルファ版は、年内発売が予定されているフルバージョンの一部の機能が制限されたバージョンですが、サウンドクオリティに関しては同等のものが備わっています。また、アルファ版は5つのフィルターモードを搭載していますが、それぞれのサウンドキャラクターやCPUの消費具合が微妙に違います。u-Heはこの違いに関してユーザーからのフィードバックを得ることによって、フルバージョンにどのフィルターを搭載するか参考にするとのことです。アナログシンセの名機Pro-1の完全再現に向けたU-heのリサーチに協力してみませんか。
RePro-1のアルファ版ダウンロードはこちらから。
ドイツ・ベルリンで開催したSuperbooth 16 にて、ポーランドのメーカーPolyendはドラムロボットPRECを展示しました。PRECはMIDIに対応するドラム演奏装置で、DAWやハードウェアシーケンサーで作ったシーケンスパターンを本物のアコースティックドラムに演奏させることができます。
PRECは実際にドラムに取り付ける3本のアームと、MIDIデータを転送するコンバーターがセットになった製品です。
アームは35cmほどの長さ、その先には野球ボールほどの大きさの球が付いています。球の中心からは木製の栓のようなものが飛び出し、この部分がドラムを叩く仕組みになっています。アームの重さは意外に重いので、これをしっかりと装着するための装置は別途必要になります。球とドラムの表面の間隔は6mm。この間隔がきちんとしないと演奏もうまくいかないようです。
現在、ドイツ・ベルリンで開催中のシンセサイザーのエキシビジョンSuperbooth 16。フランクフルトのMusikMesseとは違ってシンセサイザーだけにフォーカスしたイベントであることや、メッセほどの超ド級サイズの敷地ではないので、コーヒーをすすっていると横にDave Smith氏のようなシンセ界の大物がいたりすることもあります。
昨日ブースを見て歩いていてふと目にしたのが、かのLinn DrumやAKAI MPC 60を開発したRoger Linn氏。Linn氏は自身が2014年にリリースしたパフォーマンスコントローラLinnStrumentを肩にかけ、一人メロウな演奏をしていました。たまたま周りには誰もいなかったこともあり、ここぞとばかり、さっそくLinnStrumentsを試させてもらいました。
現在ドイツ・ベルリンで開催中のエキシビジョンSuperbooth 16にて、Native Instrumentsの創始者の一人、また、NI REAKTORの発案/開発者として知られるStephan Schmidt氏が率いるNonliner Labが次世代シンセサイザーC15を初披露しました。C15はキーボーディストのためのプレイアビリティーと、サウンドデザイナーのための詳細なサウンドエディットを追求したというデジタルFMシンセサイザーです。
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