iOS ミュージシャンの必須アプリAudioBusと、そのコントローラアプリAudioBus Remote(別売り)がアップデートバージョンを発表しました。今バージョンの大きな目玉は、iOS 9(iPad Air、iPad mini以降のデバイスに対応)に追加された新機能、スプリットビューに対応したことです。
AudioBusのメイン画面の右端を指でスワイプすると、AudioBus Remoteがスルスルと現れ、スクリーンの1/3くらいのサイズで表示されます。(上の画像)AudioBusの中で起動しているたくさんのアプリを、一つの画面で同時に操作できるようになるので、とっても便利です。
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iPadやiPhoneで音楽を作るならばもう絶対に欠かすことのできないアプリAudiobus。 このAudiobusをリモートコントローラできるようになるアプリ「Audiobus Remote」がリリースとなった。
このアプリを使うことによって、Bluetooth接続した2台目のデバイスから、AudioBusに接続しているアプリをコントロールできるようになる。例えばDAWアプリのスタートボタンや録音ボタンとして。たったそれだけのことではあるのだが、これまでのように幾つものアプリのスクリーンをめくらなければならず、たったひとつのボタンを押すがために一苦労することが多々ある。でもこれからはスクリーンをスワイプする量が減り、作業が少しばかり楽になる。
AudioBusに対応するアプリであるならばAudiobus Remoteも対応するのだが、「Remote Trigger」というこのアプリのデザインに対応した場合にはもっと細かな操作を行うことが可能になる。今の時点でこの機能をサポートしているサードバーティ製アプリは20種類ほど。たとえば、
- Loopy HD のレコーディングボタンやトリガースイッチ
- ドラムマシンアプリDM-1 のサンプルトリガー
- エフェクターアプリBias FX、JamUpのプリセットチェンジ
- サンプルスライス・アプリSectorのセクショントリガー
- Holderness Media社のエフェクターアプリのプリセットチェンジ、エフェクトコントロール
- Sound Prism Electroのミニプレイヤー表示
といったような操作を行うことができる。
まずはディベロッパーMichael Tyson氏によるプレビュービデオ、そして2つ目のビデオHolderness Media社によるエフェクターアプリのデモンストレーションビデオをどうぞ。
iOS音楽アプリの必需品AudioBus 、このAudioBusのミキサーとなるアプリMiMiXが間もなくリリースされます。MiMix には AudioBus のインプットにインサートしたアプリが表示され、各アプリのボリューム・パン・ミュート・ソロを操作できるようになります。操作することができるアプリは最大で8つまで。 VUメーターとオシロスコープで各トラックのモニターをすることも可能。MIDIコントロールにも対応しているのでコントローラからバランス操作することも可能。MiMixをAudioBus のインプットスロットにインサートして、DAWアプリにレコーディングすることも可能です。AudioBus対応のアプリがもっともっと楽しくなるミキサーアプリ。価格、リリース日は未定。
iOS音楽アプリのオーディオルーティングシステム Audiobusがリリースされてから丸一年経ちました。今では数えきれないくらい多くのアプリがこれに対応するようになり、事実上iOS音楽アプリのスタンダードとなった感のあるAudioBus。
Audiobusは来年さらに前進します。本日Audiobus はバージョン2 のリリースを発表、そのティザービデオが公開されました。
バージョン2 ではこれまで以上に多くのアプリを同時に(並列・直列で)立ち上げることが可能になっているようです。(アプリ内課金の機能)
またセーブ機能も加わり、これをe-mailやソーシャルネットワークを使ってシェアすることも可能になっているようです。(もし各アプリのセット内容もセーブもできれば素晴らしいですね)
新しいUIもスッキリとしていて使いやすそうです。今後の新機能に備えて多くのスペースが確保されているようです。
紹介されている機能はまだ一部分。でもiOS音楽アプリのさらなる躍進となることは確かでしょう。アップルがどうしてこのような仕事をしなかったのでしょうか (苦)、。
Audiobus 2は2014年初旬リリース
MoogのiOSアプリFiltatronは3つのオーディオソース(マイクインプット・サンプルプレイヤー・アナログスタイルオシレーター)をブレンドし、MoogのLadder Filterを使ってパンプアップ・サウンドを作ることのできるアプリ。
先日発表になったばかりのFiltatronバージョン1.2ではAudiobusとJackをサポート。Filtatronをエフェクター・スロットに入れて、お気に入りのiOSシンセサウンドにMoogクオリティのエフェクターをかけることができる。
またほとんどすべてのパラメーターをMIDIマップすることも可能になり、外部MIDIコントローラを使って操作することもできる。MIDI設定は「About」ページの中にあります。
その他、SoundCloudでのシェア対応
iPadのLandscapeモード(横向き)Portraitモード(縦向き)に対応
iPhone5フルスクリーン表示対応
現在FiltatronはApp Storeにてセール価格¥200
Arturiaがリリースした「iSEM」は、1974年のオーバーハイム・シンセサイザーモジュール「SEM」をリクリエイトしたiPadシンセ。SEMの大きな特徴であった12dB/Oct のマルチモードフィルターも忠実に再現されており、MoogやArpとはひと味違うまろやかなシンセサウンドを楽しむことが出来る。
本家SEMの基本設計の再現に加え、Arturia ならではの新しい機能も追加。エフェクターはオーバードライブ・ディレイ・コーラスの3種類。Mod Matrixでは8種類のモジュレーションソースを26種類の設定先にアサインすることができ、動きのあるサウンドを作ることができる。Voice Programmerはオーバーハイムの1977年のポリフォニックシンセ「8 -Voice」のアイデアが踏襲されたもので、各ボイスが異なるサウンドを奏でることの出来るマルチティンバー機能。
SEMは、数年前に設計者トムオーバーハイム氏によって復刻版(ハードウェアシンセ)がリリースされたので、それに伴う資料はかなり多く用意されています。トムオーバーハイム氏が直々に語る解説ビデオ(日本語字幕付き)はファン必見。http://www.youtube.com/playlist?list=PLEBFCD7EAED343B04
Arturiaによるソフトウェアシンセ「Oberheim SEM V」も数年前にリリースされているので、このiSEMは初のSEMエミュレートシンセというわけではありません。しかし復刻版SEMがおよそ10万円、SEM Vがおよそ1万円することを考えると、850円のiPadアプリiSEMを試さない理由はないでしょう。「SEM V」と「iSEM」を比べてみると多少の機能の違いはありますが、サウンドクオリティの方はほぼ同じように聞こえるんですよね。
- iPad app recreating the classic Obeheim SEM synthesizer.
- Hundreds of sounds created by some of the best sound designers around.
- Audiobus support (to interact with other apps).
- Core MIDI (to control your synth from a Hardware MIDI keyboard).
- Apple’s Inter-app audio (to work in conjunction with GarageBand and other audio apps).
- Preset transfer and sharing via email & iTunes file transfer.
- Preset compatibility with the Arturia SEM V Mac/PC software.
- WIST clock sync support (to synchronize two iPads).
- Real analog sound based on our TAE® analog modeling.
- Voice Programmer allows for recreating the rare and classic Oberheim Eight Voice.
- requires at least an iPad 2 and OS 6.0
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