ios9au

pic from 9to5Mac

 

先週アップルWWDC2015基調講演でiOS 9 が発表された。この新しいOS にはiOSミュージシャンにとって大きなジャンプアップとなるエキサイティングな機能が追加されている。

まず一つ目はマルチタスク機能だ。これは二つのアプリを同時にディスプレイ表示し、同時に操作することができるようになるもので、例えばシンセアプリとエフェクターアプリを同時に操作することができるようになったり、DAWアプリにシンセアプリを録音することができるようになる。

下のビデオはiOS9マルチタスキング機能のハンズ・オン・ビデオ。

マルチタスク対応デバイスはiPad mini2 /mini3/Air/Air2 とのこと。

 

 

 

二つの目のエキサイティングなニュースは、Mac OSで音楽制作をしている人ならお馴染みのプラグイン・モジュールの規格AU(Audio Units)がiOS9 に導入されることだ。ディベロッパーはAudio Units 3 APIを使うことによってこれまでのAUプラグインをマイナーコードチェンジという形で簡単にiOS対応することができるようになるとのことだ。

つまり、GarageBandのようなiOS DAWアプリ、もしくはオーディオエディター系アプリはin-AppメニューからAUプラグインを選択してエフェクターやシンセを立ち上げることができるようになる。

Mac OS XバージョンのLogic Pro やGarage Bandに付属しているApple製のAUプラグインは無償で提供されるほか、ディベロッパーはAUプラグインの販売をApp-ストアで行うこともできるようになる。

NI KONTAKTやOMNISPHERE のような巨大サンプルプレイヤーは無理だとしても、NI REAKTORやU-he、Softtube、WAVES、iZOTOPE など、、AUプラグインの名作をiOSでも利用できる日もそう遠くはなさそうだ。問題はこれまでのアプリをどのようにタッチスクリーンにフィットさせるかのようだ。

これまでのiOSはIAA(inter app audio) もしくはAUDIO BUSを利用することによってアプリ同士の内部接続を可能にしてきた。iOSの歴史を考えてみればそれは革命的な解決方法であったわけだが、一つのアプリを操作するごとにアプリのスワップを行わなければならず、それは決して扱いやすいものとは言い難かった。

iOS9 のマルチタスキング+AU対応によって、IAAはもう忘れられてしまうのか?どちらにしてもiOS音楽制作環境は大きく進化し、これまで以上にエキサイティングになっていることは確かなようだ。

 

via 9to5Mac

 

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Native Instruments MASCHINEのバージョン2.3がリリースされた。いつものように登録ユーザーはNI Service Centerより無償でダウンロードすることができる。

今回のバージョンアップのハイライトとなるのは、すべてのMASCHINE 2 ソフトウェア登録ユーザーに「KOMPLETE SELECT」が配布されることだ。この「KOMPLETE SELECT」はNI KOMPLETEから選りすぐりの10種類のソフト(総額およそ10万円相当!)がバンドルされている。KOMPLETE 10やKOMPLETE 10 ULTIMATE   のユーザーでない人にとっては、棚から牡丹餅が降ってきたような嬉しいプレゼントだ。登録ユーザーは数日内にダウンロード案内がemailで送られてくるとのことだ。

MASCHINEとKOMPLETEソフトウェアの親和性はとても素晴らしい。MASCHINEハードウェアのツマミをグリグリと動かしながら、パッドをたたきながらトラック制作することをぜひお勧めしたい。

 

KOMPLETE SELECTに含まれるソフトウェア

いくつかのソフトウェアは以前のバージョンでもすでに付属していたものだが、真新しいところではミニモーグ系アナログエミュレートMONARK、最新のグランドピアノサンプルプレイヤーThe Gentle Man、面白いところではサンプルプレイヤーWest Africaあたりがお勧め。

  • MASSIVE
  • MONARK
  • THE GENTLEMAN
  • DRUMLAB
  • REAKTOR PRISM
  • SCARBEE MARK I
  • RETRO MACHINES
  • VINTAGE ORGANS
  • WEST AFRICA
  • SOLID BUS COMP

 

今回のバージョンアップでは新しいDrum Synth インストゥルメントとエフェクターも追加されている。リバーブはこれまでのMASCHINEとは違うなかなか素晴らしいクオリティに感じる。

  • Drum Synthの新しいシンセエンジン「Cymbal」搭載。モードは「Crash」と「Ride」の二つ。
  • Drum Synth「HiHat」に新しいモード「Hybrid」搭載
  • Drum Synth「Snare」に新しいモード「Breaker」搭載
  • Drum Synth「Tom」に新しいモード「high」搭載
  • 新しいエフェクター「Reverb」搭載、「Plate」「Room」「Hall」3つのモード、これまでのReverbは「Reverb(Legacy)」に変名
  • エフェクター「Distortion」に新しいモード「Analog」搭載、これまでのDistortionは「Mullholland」モードに変名
  • エフェクター「Limiter」に新しいモード「Transparent」搭載、これまでのLimiterは「Legacy」に変名
  • エフェクター「Cabinet」のパラメーター変更

 

maschine23

 

ソフトウェア・ユーザビリティの改善

  • DAWソフトウェアからScene Change の実行が可能に
  • MIDIパターンをエクスポートする際に、空のMIDIチャンネルも空の状態でエクスポートされる。(つまり、サウンド1はいつもチャンネル1、サウンド2はいつもチャンネル2、特にDAWソフトにMIDIパターンをいくつもエクスポートする際に便利)
  • パターンエリア内でのクオンタイズ・50%クオンタイズの実行可能(右クリック)
  • マクロ・パラメーターのコピー&ペースト&カットが可能
  • その他、KOMPLETE KONTROL S-シリーズキーボードとのコンビネーションが大きく改善(KOMPLETE KONTROLソフトウェアの1.1 もリリースしたばかり。)例えば、アルペジオ演奏をした時に演奏をホールドする機能がついたので、アルペジオを演奏した状態で、両手でパラメーターをいじくることができるようになる、など。

かなりボリュームのあるバージョンアップだが、無償。たくさんのサウンドの追加、しかも堅実な機能も多く追加されており、十分納得できるバージョン2.3となっている。

 

MASCHINE フォーラム

Native Instruments


soniccharge1

 

SonicChargeが新しいプラグインEchobodeをリリースしました。Echobodeはフリークエンシー・シフターとディレイが合わさったエフェクターで、もともとは2012年にReasonのRack Extensionとして始めてリリースされ、その後Teenage enginnringのシンセサイザーOP-1にCWOという名前で搭載されているエフェクターでもあります。今回、はじめてVST/AUバージョンとしてリリースとなったことでより多くのユーザーがこの刺激的なエフェクターを愛用できることになります。

さらに、この新しいVST/AUバージョンではSMEARというセクションが機能追加されており、スペーシーなリバーブや新しいモジュレーションの可能性が広げられています。特にメタリックなサウンドを作ることを得意としているようですが、様々なタイプのループに使い、つまみをひねってみるだけで乗り物酔いしそうな?脳内覚醒しそうな?耳に刺激的な様々な効果を作れることがわかります。気に入った人は3週間使えるトライアルバージョンを試してみましょう。プリセットをためしているだけでもかなり楽しいです。

 

 

Echobode 価格$44

Sonic Charge


ozone61

 

マスタリングエンジニアというプロフェッショナルな職業が存在するようにそこには奥の深い深い作業があるわけです。でも最近はデモ音源をクライアントに聞かせる段階からでも音圧、音量などの是非を問われることが多くなり、仮のマスタリング作業を自分で行なう人も多くなってきているようです。インディペンデントなエレクトロニックミュージックプロデューサーの場合(私が知った範囲のことですが)は、プリマスタリングも含め音楽プロデュースの一環と考える人も多く、マスタリングツールを駆使し追い込みをかける姿をみることも多くなってきました。

そのマスタリングソフトウェアの定番のひとつ、となりつつあるのがiZotope のOZONEというソフトウェアですが、このOZONEが先日バージョン6 をリリースしたばかりです。

 

 

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PPG-WaveMapper-2-for-Mac-And-PC-1

 

80年代の伝説のシンセサイザーPPG WAVE の開発で知られるWolfgang Palm 氏による、新しいプラグインシンセサイザーWave Mapper 2 がリリースになりました。Wave Mapperはウェーブテーブル方式と、「TSG」という新しい合成方式を搭載したシンセサイザーで、昨年iPadアプリとしてリリースされ、各レビュー等でも多くの好評を得て来ました。実際のところ、このディープで複雑なシンセサイザーの仕組みを理解するには大変な時間を要するのですが、Wave Mapping という革新的なUI によって、8個のパラメータアイコンをスワイプ操作し、マップに配置していくだけで簡単に様々なサウンドが作れる仕組みにもなっています。Mac/WindowsバージョンとしてリリースされたWave Mapper 2ではさらに多くの機能を加え、音色合成の可能性もさらに広げられています。サウンドは前衛的、いままで聞いたことのなかったような質感のサウンドも多数。価格$99、WaveMapper 2 と WaveGenerator 2 のバンドルセットは スペシャルプライス€149 で提供中(11/25まで)

 

 

 

  • 3 Audio Oscillators
  • Up to 16 resources assembled within a WaveMap
  • Audio engine with 4 synthesis modes, and variable wave blending quality.
  • 
3 Noise generators, for audio and modulations
  • Classic 24 dB Lowpass Filter, combined with an overdrive simulation.
  • Dual amplifier, for versatile control of 2 audio signals as well as panning.
  • 13 Envelopes, for control of pitch, waveform, filter, noise, gain, ringmod, and panning
  • 4 LFOs
  • Analysis of your own samples and conversion into wavetables and time-corrected samples.
  • Powerful Step Sequencer with playback arpeggiator
  • 
Delay/Reverb effect
  • 
Directly accessible context help for each module
  • Free configurable schematic keypad, with extremely expressive modulation possibilities.
  • Ribbon controller to bend the pitch to variable intervals
  • 4 Keyboard Modes, including mono and poly portamento.

 

Wolfgang Palm

 

 

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Presswerks

 

ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーU-He は近日発売を予定しているコンプレッサー・プラグインPresswerk のパブリックベータバージョンを無償で公開しています。Presswerk はMac/Win両ホストアプリケーション上にて動作します。パブリックベータでは全機能を使うことが可能になっていますが、12月26日に使用期限が切れることとなっています。

音楽ソフトウェア業界では発売前のソフトウェアを一般に公開することは非常に稀なことですが、U-He は先日発売されたばかりのモジュラーシンセサイザーBazilleやバーチャルアナログシンセDIVA でも同様なパブリックベータ期間を設けてきました。使用方法や使用環境が異なるユーザーからの様々なフィードバックを得ることによって、より完璧な状態での製品販売を試みるU-he の姿勢にはとても好感を持つことができます。

Presswerkはコンプレッサー・コンストラクションキットと呼ばれるもので、複数のコンポーネントが組み合わされたコンプレッサーエフェクターです。ノーマルモードではかなり多くのパラメーターを操作することができますが、より操作を簡単にするために3種類のビュアーモード(optical leveling amplifier、FET compressor、 tube limiter)が用意されており、ここでは馴染みのあるUI での操作が可能になっています。

cleanモード、Analog モード、フィードバックモード、サイドチェーン、サチュレーション、m/sプロセッシングなど多くの機能を搭載したPresswerk、かなり研究しがいのあるコンプレッサーと言えるでしょう。

PresswerkのパブリックベータバージョンはKVRのU-He フォーラムよりダウンロード可能で、12月26日までの使用が可能になっています。つまり、今日からおよそ2ヶ月間、この素晴らしいコンプレッサーを無償で使うことができるわけです。完成バージョンは導入価格$89、通常価格$129 となる予定です。アクティベート方法は以下の通りです。

Temp serial no. (valid till just after x-mas):
Beta Tester (user name)
3GC8O-SLHM1-MYP6-0420-2NXM (serial)

 

 

U-he

 

 

 

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