スウェーデンのソフトウェアメーカーAudio RealismのBass Lineが久しぶりのアップグレードを果たし、Bass line 3(ABL 3)としてリリースされました。ローランドTB303のエミュレーションソフトウェアとして人気を博したABL のバージョン1 がリリースされたのは2003年のこと。その後2007年にはバージョン2がリリースされ、今回およそ8年ぶりのアップグレードとなりました。
ABL 3のエンジンは大きくリニューアルされ、サウンドも大きく改善されているとのこと。新しいパターンの入力方法も加わり、昔の303のように、ステップ入力に苦痛を感じることはありません。リアルタイムでランダムにパターンを作れるランダマイザーや、オーディオファイルを検知しパターンを自動生成するオーディオアナライザーなど、モダンな機能も新装備。次世代のバーチャルTB303と言うにふさわしい、納得のプラグイン。iOSバージョンも出たらいいのに。
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ドバイのDJ、プロデューサーMehdi Ansari は自家用車のダッシュボードにローランドTR-606とTR-TB303をセットし、退屈な運転中でも音楽制作を続けられるのでご機嫌とのこと。でもこれ、何気に高価ですし、決して安全とは言えませんので、マネはしないほうがいいでしょう。
ローランドのTB-303を模倣したマシーンやソフトウェアは世の中に数多くあれど、ウェブブラウザーで303を再現しようとした人はいなかったはず。ディベロッパーErrozeroが開発したAcic Machineは「まだ開発中」との事なのだが、それでも303のアシッドテイストは十分に味わえる。
PropellerheadのReBirthを知っている人ならAcid Machineのコンセプトをすぐに理解することができるだろう。ウェブブラウザーでAcid Machineを開くと2台のTB-303と1台のTR-909が再現される。303のプログラミングが苦手な人は、私もその一人なのだが、まずRandamizeボタンを押してみよう。303のパターンが自動的に作られ、これを聞いているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまう。
Acid MachineはウェブブラウザーChromeでの使用が勧められているが、FireFoxでも動作するようだ。私が試したところ、Safariでは動かなかった。
これなら昼休み中でもアシッドハウスを作れてしまう。
ローランドのドラムマシンTR-808 のCPUをアップグレードするキットQuicksilver 808 がSocial Entropy 社より間もなくリリースされるようです。 詳細はまだ発表されていないのですが、これまでの同社によるQuicksilver 606やQuicksilver303 と同様に、本体のCPUを付け替えることによってオペレーティングシステムの機能を拡張し、MIDI コントロールモード(USB/MIDI IN OUT/MIDI Clock)や各インストゥルメントのアクセント機能、ライブパフォーマンスに便利なROLL機能やMUTE機能が追加されるものと予想されます。詳細は後ほど。
下のビデオはTR-606のCPUアップグレードキットQuicksilver606の概要ビデオとシャッフル機能のデモンストレーションビデオ。
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