1997年の発売以来今もなおGame Boyミュージシャンたちに愛されている人気音楽ソフトNano Loopが、iOS版に続きアンドロイド版のリリースがされました。

全部で6つのトラック(aからf)があり、それぞれのトラックはFM・ノイズ・矩形波の3つの波形から、もしくはサンプラーの選択が可能。簡単なエンベロープやピッチの設定など、音作りがここで行えます。

それぞれのトラックは4x4のステップシーケンサーでそれぞれ最大で8つのパターンを作ることができます。

サンプラー機能はもちろんAndroid携帯のマイクからの録音が可能、もしくはSDカードからのロードが可能。(もちろんiOSではこれはできません。)ここで録音したファイルはWAVフォーマットでのセーブ、エクスポートが可能。

作ったパターンを用いてSong Editorページで曲を構成。完成したトラックはOGGという形式で、またはプロジェクファイルもエクスポートが可能で、e-mail経由でのやりとりができます。

 

なんだかとても愛らしく感じるこのアプリ。見た目も機能も非常にシンプルなので最初は何がどこにあるのか戸惑いますが、なれ始めた時から楽しく遊べます。音源部分にはプリセットが用意されていないので、限られたパラメーターの中で自分の好きな音を作り込めるという点がいいですね。しかも1ユーロ! 次のバージョンアップではMIDIの対応に期待したいです。

 

Android マーケット

Nano Loop

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以前にも紹介したSynth Projectより、今回発表されたのはH.G. Fortune社によるAlohatronというVST インストゥルメントをコントロールするためのコントローラーで、見た感じはMOOGモジュラーのような感じですが、全部で176のノブと25のスイッチ、4つのDoepfer製MIDIインターフェイスが備えられているというまさにモンスター級のコントローラー。最大で254MIDIチャンネル、3オシレーター、3サンプルプレーヤー、6LFO、4エンベロープ、モジュレーション、2ステップシーケンサー、これらすべてが同時に動作するということです。いまだかつてないMIDIコントローラーですよね?!

Synth Project

via Synthtopia

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ビデオの始まり一瞬Kill Billか何かとビックリしてしましたが、違います。テルミンはずっとこままテルミンでモノフォニックであり続けるのかと勝手に思い込んでいたのですが、実は進化していたのでした。テルミンがポリフォニックになりハーモニーを奏でることができるようになったのです。

テルミンとは何かということについてはウィキペディアを参照してもらうことにして、、。元々のテルミンでは備えてある2つのアンテナが非常に敏感に演奏環境を察知することから、単純にポリフォニックにするためにここに複数のアンテナを立てることは不可能と信じられていたのですが、Moog社によるIsoDirectional Inductive Oscillator Technology(IDIOT)という技術によりお互いのアンテナがお互いを干渉せず分離して発音させることが可能に。その上、このポリフォニックテルミンは、モノフォニックテルミンよりも演奏が簡単になったという話です。とにかく演奏してみたいですが、いかんせん今日は4月1日ということで、、本当かどうかは追ってお伝えしようと思います。

Moog

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