今回のNAMMはiPad関連のニュースが少ないな、と思っていた矢先にびっくりするようなiPadアプリケーションの発表がありました。Wavemachine LabによるAuriaは、24bit/44,1khzの48(モノ)トラック同時再生、24トラックまでの同時録音が可能なレコーディングシステム。(もちろん対応するオーディオインターフェイスが必要)そしてエディットやミックスもほぼ通常のDAWソフトウェアと同等のことができるという驚きのiPadアプリ。iPadでレコーディングそしてミックスダウン?もしかしたらiPadがラップトップコンピューター同等になる日がもうそこまで来ているのかもしれない。
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NAMM2012で発表されるバーチャルアナログドラムシンセサイザーNordDrum。思った以上に小型のマシンのようですがトレードマークとも言うべき赤いボディは健在。シーケンサー機能を備えたドラムマシーンとは違い、4つあるインプット端子がこのマシンのハイライト。MIDIパッドや外部シーケンサー、アコースティックドラムからのトリガー入力が可能になり、パフォーマンスに力を発揮できそうなのはもちろんのこと、まだ見ぬ新しいドラムシステムを作れそうな予感もちらほら。そしてサウンドはデジタルにしてオーガニック。まずは19日より公開のデモンストレーションビデオを待ってみましょう。£399(およそ¥47,000) 販売開始2012年2月
追記 そして本日発表になったデモンストレーションビデオ。
2012年春に登場予定のNativeInstrument Traktorアップデート版と新コントローラー。詳細はまだ発表されていませんが、本日そのティーザービデオが公開に。カラフルな色が非常に印象的な4×4のパッド、4つのフェーダー、8つのノブを装備してしているよう。エフェクターをいじったり、トラックを再生するためのKontrol X1とは違い、Traktorに備わるサンプルデッキの操作に焦点を絞ったコントローラーのようだ。4種類の色が示す意味は何なのか、、?NIが提示する新しいデジタルDJの方向性が気になるところだ。
ErRはソフトウェアサンプリングドラムマシン。見た感じ普通の16ステップのシーケンサードラムマシンのようだが、普通のドラムマシンと違う点は作ったパターンをただ繰り返すだけではないというところ。全4トラック、それぞれのトラックには4つのサンプルが置かれその4つのサンプルがランダムに混ぜ合わされながら再生される。それぞれのステップのProbability値を上下するとその再生確率も上下する。グリッチ系やサンプルをザクザクと切り刻むタイプのビートトラックが即作れるでしょう。現在マック版のみ。フリー。
ドイツベルリンをベースに元AbletonLiveのディベロッパーらによって立ち上げられたBitwigとそのソフトウェアBitwig Studio。構想の発表からおよそ2年、NAMM2012を前に昨日そのベールが脱がされた。プロダクション、DJ、パフォーマンス用ソフトウェアとして新たにDAWソフトウェアのマーケットに参入、AbletonLiveのライバルの登場によって我々の音楽製作はいい意味で影響を与えられることだろう。
64ビット版Mac、WindowsだけではなくLinuxもサポート。アレンジビューとクリップラウンチビューをメインとしたそのレイアウトはAbletonLiveとそっくり。しかしMIDIの操作性、音質、モジュラーシステム、LANやインターネットを介してのセッション機能への期待が高まる。現在ベータ版のテスターを募集中。Bitwig