Native Instrumentsが MaschineとMaschine Mikroの大幅割引を実施中。8月31日まで。これは相当うれしい話ですね。MaschineとMaschine Mikroのどちらにしようか迷う人たちも多いかもしれないので幾つかのポイントをあげておきます。
Maschineのソフトウェア自体は共に全く同じモノなので、出てくる音は全く一緒なのですが、大型のコントローラーだとコンピュータの画面を見なくてもほとんどのことをコントローラーだけで操作することができますが、Mikroだとそう簡単にはいきません。たとえばサンプルの編集だったり、音源やエフェクターを選ぶ時には大型コントローラーの方のスクリーンを使う方がはるかに分かりやすいです。
そしてノブやボタンの数から見ても分かるように、大型のほうがリアルタイムに操作できることがはるかに多いです。例えば、演奏中にエフェクターをグリグリといじったりしたい人には断然大型の方をお勧めします。
それからMikroにはMIDI端子が付いていないので、今後コントローラー等の拡張をして行きたいひとは注意しておいた方がいいかもしれません。しかしMikroの魅力はそのコンパクトなサイズ。パッドをたたくことに集中するのであればMikroでもまったく問題ないでしょう。
レゴとステップシーケンサーは相性抜群!!ドイツのアーティストsuperquadraticによって発表されたBeat Bricksはビデオカメラを使ったステップシーケンサー。カメラで写したレゴの動きをアナライズしMIDI信号に変換、そのMIDI信号がAbletonLiveに送信され演奏される仕組みになっています。アナライズの為のコードはオープンソース。興味ある人は是非試してみてください。
フィジカルコントローラーはここ数年のDTMキーワード。そしてちょっと童心に帰ることができるのならもう大満足でしょう。
アーケード・ゲーム仕様のボタンをメインにし、DJコントローラーの新境地を開拓するMIDI Fighter。本日より発売になったMIDI Fighter Pro Limited Editionは黒と白の2種類、全50ユニットの限定発売。4×4のボタンはもちろん、4つのバンクコントロールボタン、2つのスライダーと2つのエンコーダーノブが付いている。加えて、Ableton LiveにダイレクトにMIDIマッピングが行えるようになり、よりアクティブなライブパフォーマンスが期待できる。DJ Tech Toolsによって毎週配信されるSound Packも旬なネタが揃っている。まずはそのアクションを下のビデオよりご覧どうぞ。$349.99
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ドラムパッドとキーボード(アルペジエーター)を使い、ダンサブルな音楽の演奏を楽しむことができるアプリYamaha Synth & Dr Pad。音源はおよそ60種類。コントローラー機能のみのアプリYamaha Keyboard Arp & Drum Padとは違うので注意。
特に面白いのは、ドラムパッド。AKAI MPCやNative Instruments Maschineで有名な4×4のパッドスタイルに、YAMAHA流のアイデアが付け加えられている。
PAD 一つのパッドに複数のMIDIノートをアサインすることができたり、パッドを左右2分割して複数のMIDIノートをアサインすることができたり、さらにステップシーケンサーをアサインすることもできるのが新しい。ドラムサウンドの演奏に限らず、インストゥルメントの演奏にも焦点が当てられている。
ROLL MPCやNI Maschineではビートリピートと読んでいる機能ですが、指定した音符ボタンに応じてMIDIノートを自動的に出力してくれる機能。たとえばスネアロールのような奏法を簡単に行うことができる。MPCやMaschineにはないベロシティとゲートタイムの設定をできるのが新しい。
スライダー ピッチベンドとしてだけではなく、ベロシティーのレンジを変化させたり、MIDIコントロール情報を送信できたり、表現方法がより多彩になっているところが新しい。
レコーディング機能はいまいちな印象。セーブできるトラック数も5つまでしかないことや、エクスポート機能がないことを考えると、Garage Bandのような楽曲制作アプリとは違う種類のもののようです。しかし演奏する為の楽器として見ると、かなり楽しく使えますよ。個人的には久しぶりのYAMAHAのヒット作。
App Storeにて¥350
先週27日に行われたGoogle I/O 2012で公開されたMiselu Neiro。そしてそのアプリケーションの一つとなるVocaloidのプロトタイプも続いて公開されました。海外ではまだ日本ほど熱狂的なブームとはなっていないVocaloidなのですが、このMiselu Neiroとともに世界のミュージシャンがどのような使い方をしていくのかとても興味深いところです。
下のビデオはEngadgetの取材より、開発者の水口哲也氏によるデモンストレーションです。2つのモードからなるこのVocaloidアプリ。一つは、すでにインプットしてあるメロディにユーザーが好きな歌詞をインプットして歌わせるモード。そしてもう一つはすでにインプットしてある歌詞を使ってユーザーがキーボードで音程をインプットしていくモードがあるようです。ビデオを見るかぎりiOSのVocaloidアプリよりもはるかに動きが良さそうです。
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