レコードを使うわけでもなく、CDを使うわけでもなく、ポケットに入っているスマートフォンやカバンに入っているiPadに入っているトラックを使ってDJプレーを楽しむことができるマシンが登場。
パイオニアXDJ-AEROはWifi接続対応の2チャンネルのDJミキサー。最大4台までのWifi接続が可能で、専用アプリを経由することでこのミキサーにスマートフォンなどからトラックを送信することができる。送信されたトラックはビートシンク機能や内蔵エフェクターを使い本格的DJプレーを楽しむことができる。
- Jog Drum シルバーのジョグホイール。タッチするとトラックを再生、回すとスクラッチができる。
- Sample Launch 内蔵された4種類のサウンド(SCRATCH、HORN、SIREN、LASER)専用ソフト「rekordbox」を使うとユーザーが好みのサウンドをメモリすることができる。
- Beat Effect 4種類のエフェクト(TRANS、FLANGER、ECHO、ROLL)
- Sound Color Filter 各チャンネルに搭載されているパイオニアのSound color Filter
- USBディバイスへの録音 WAVファイル
- Beat Sync トラックとトラックのビート同期
Wifi通信でサポートされているトラックのフォーマットはMP3とAACファイルのみ。しかしUSBディバイスやコンピュータからのトラックの読み込みも可能で、MP3、AAC、WAV、AIFFフォーマットの再生が可能になる。その際は専用ソフト「rekordbox」での準備が必要になる。
8月30日発売予定 予想価格 ¥99,800
iceGearによるポリフォニックシンセサイザーCassini のiPadバージョンがリリース。3 オシレーター、 2 フィルター 、アンプ、 9 エンベロープジェネレータ、 6 LFO、 3バンドEQ、 サチュレータ、 2 ディレイ、 アルペジエータを備えるアナログモデリングの本格派アプリ。サウンドも良く、全9ページからなるナイスなインターフェイスでは余裕のあるプログラム操作ができる。特に面白いと思ったのはLFOで、16ステップシーケンサーとアクセント・ファンクションとフェイズ・コントロールが備わり、新しい音表現が可能にする。特にベース、パッドサウンドが印象的。まずは下のデモンストレーションビデオをどうぞ。
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今、世界でもっとも売れているダンスミュージックアーティストの一人Deadmau 5。その豪華絢爛ぶりはアメリカのシンセニュースではいつも噂の的。音楽の方向性は別として、彼のテーストはシンセマニアの心を揺さぶるものがあることは確かなのかもしれません。例えば、先日Facebookで公開された新しいスタジオの画像。2台のBuchlaとModcanモジュラーシステムが中央に置かれたスーパーモダンスタジオは、ただスゴーい。
さて、先週行われていたカナダ・トロントでのミュージックフェス。そこで今回Deadmau 5が見せてくれたものは、大型タッチスクーリンを使ったライブパフォーマンス。まるで巨大iPadとLemur。ノートトリガー、ループトリガー、フェーダーコントロールなど、iPadユーザーにはおなじみのアクションですが、これならば観客も何をやっているのか明確に理解できるわけですよね。果たしてこの巨大タッチスクリーンの正体は何なのでしょうか。
音質が悪いですが、ビデオの方をどうぞ。
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Audio-presto.co.ukによって制作されたJuno-2012。2台のJuno-106が合体!してオリジナルJuno-106のコンセプトを超えるモンスターポリシンセに生まれ変わったようです。2つのMIDIインプットでマルチティンバーできるのも美味。
Onyx Ashanti氏によるBeat Jazzは3Dプリンターで作ったインターフェイスを使い、自身のコンピュータープログラムOnyxを操作するもの。
両手に見えるコントローラでは、ジョイスティック、タッチセンシティブボタン、アクセロメーターを使った操作をし、ヘッドギアにはブレスコントローラのようなものが取り付けてあり、声や息を使った操作ができるようです。
蛍光色に輝くインターフェイスを使ったOnyx氏のデモンストレーションはまるで映画のワンシーンを見ているかのよう。怪しい。でも直立不動で操るコントローラよりもはるかに官能的ではないでしょうか?それではデモンストレーションビデオの方をご覧ください二つ目のビデオの方が初期の頃のデモンストレーションで、このBeat Jazzがどんな仕組みになっているのかが分かります。
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