Tabletop は、サンプラー、ミキサー、エフェクター、シーケンサーなど、25 種類以上のデバイスを選んで使用できるモジューラ式のiPad音楽アプリ(フリー)。拡大し続けるカタログの中から、欲しいデバイスだけを購入して追加することができます。そして昨日、このカタログの中に追加されたのがAKAI iMPC。iMPCを購入するとTabletopでiMPCを使用することができるようになり、上の画像のようなハデな使い方も可能になります。またそれぞれのiMPCのシーケンスを手動で組むことができたり、外部MIDIキーボードからのコントロールが可能になるなど、単体でiMPCを使うよりもはるかにパワフルな操作が可能になります。

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AKAI の新しいMPCシリーズ、MPC Reneissance、MPC Studioに続きiPadバージョンであるiMPCがリリースされました。ディベロッパーRetronymsとの共同で開発されたiMPCは、AKAI クラシックサウンドを含めた1200以上のサンプルを含み、伝統的なMPCの4×4のパッドとワークフローを使いながらビートメイキングを楽しむことができます。また、iTunesライブラリーに入っている音源を使いサンプリングを行うこともでき、MPCの基本的な機能が収められているiMPCは、電車の中でも、ベッドの上でも楽しむことのできるモバイル型MPC。制作したプロジェクトはMPC ReneissanceもしくはMPC Studioにエクスポートできるほか、SoundcloudもしくはWAVファイルでの出力が可能になります。Audio/Copy、Wistにも対応。

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先日、MIDIが誕生してから30年という投稿をしたばかりで、しみじみとMIDIの偉大さを感じていたところだったのですが、そんな矢先に、このMIDIの誕生に関わったデイブスミス氏とローランドの梯 郁太郎氏が本年度のテクニカル・グラミー・アワードを受賞とのこと。

デイブスミス氏のFacebookより。

Dave to Receive Technical GRAMMY® Award!
The Recording Academy® announced today that Dave Smith and Roland Corporation’s Ikutaro Kakehashi will receive the 2013 Technical GRAMMY® Award for the development of MIDI (Musical Instrument Digital Interface). The MIDI protocol and interface design were co-developed by Dave and his original company, Sequential Circuits, and Japanese instrument manufacturer, Roland. The first MIDI-equipped synthesizer, the Prophet 600, was designed by Dave and started shipping thirty years ago this month. It was at the NAMM show in January of 1983 that MIDI communication between two instruments from different manufacturers—Sequential’s Prophet 600 and Roland’s Jupiter 6—was publicly demonstrated for the first time. Congratulations to Dave and Mr. Kakehashi!

ところで、このMIDIが始めて世に披露されたのが1983年のNAMMショーでのこと。梯氏による「ライフワークは音楽」という著書では「始めてのMIDI接続にはProphet 600とRoland JX-3Pが使われた」ということが書かれているそうなのですが、どうやら上の文章からするとデイブスミス氏サイドではJupiter-6だったという認識がされているようです。JupiterにしてもJX-3Pにしても同時代の製品だったことは確かなわけですが、果たして、、上の写真、、ヒゲの方が弾いているマシンはJupiterなのでしょうか?それともJX-3P?? 何はともあれ、この奇跡的な瞬間から30年、グラミーアワードは当然のことでしょう。

 

 

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ホーンセクションの音をキーボードで表現することはとても難しく、ピアノのような音とは違い、どうしてもリアリティに欠ける音になってしまいがちです。もちろん本物の音をレコーディングすることが正しいこと分かってはいるのだけれどそんな予算はなく。また、すでに多くの高品質なサンプル音源もリリースされていますが値段が張りすぎることでなかなか手を出しにくいのが現状だったりします。
Native InstrumentsがリリースしたKontakt専用ライブラリーSession Hornsは4本編成のホーンセクションサウンドが収録されたサンプルプレーヤーで、トランペット×2、トロンボーン、テナーサックスのアンサンブルサウンドを簡単にアレンジ・演奏することができるようにデザインされています。アーティキュレーション機能を使い分けることで管楽器特有の奏法を再現することができたり、Animatorという自動演奏機能により収録されているフレーズを組み合わせながらホーンセクションのフレーズを演奏することができたりするなど、DAWソフトウェアで本物に近いホーンセクションアレンジをするための機能が搭載されています。

 

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発表から約1年。フラッグシップであるMPC Renaissanceの発売に続いていよいよMPC Studioが今月21日からの発売に、価格は¥57,750から。クリスマスプレゼントの筆頭候補。

コンピューターとコントローラ一体型のグルーブマシンであるMPC StudioにはRenaissanceと同じ9GBのソフトウェア「MPC Software」が付属、Mac/PCに対応している。コントローラのサイズは幅285mm x 奥行き255mm x 高さ25mmのアルミ製ボディで、リュックサックにも収まるカジュアルな作り。電源供給はUSBバスパワーで行われるが、MIDIケーブルを使用する際には付属するブレークアウトケーブルが必要になる。注目は4つのQ-Linkノブ。

残るはiPadバージョンのMPC Fly!!

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スタイロフォン(Stylophone)は金属製のキーボードをスタイラス(筆記具)で触れることにより音が出るポケットシンセサイザーで、1970年代にイギリスで生産された。これを使ったミュージシャンはデビッドボウイ、クラフトワーク、オービタルなど、世界で400万ユニットの売り上げがあったという大ヒットマシン。

そんなスタイロフォンが復活。オリジナルスタイロフォンの開発者であるBrian Jarvis氏の息子であるBen Jarvis氏によって指揮がとられ、生まれ変わったスタイロフォンは、サイズ308mm × 120mm × 26mm 重さ1kg、金属製のキーボードは3オクターブある”フルスペック”のアナログシンセサイザーになっています。

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