Lividはいくつもの良質なハードウェアコントローラをリリースしているメーカーですが、同社ウェブサイトからの販売を中心に行っていることもあり、日本の店頭で見かけることは少ないアメリカン・MIDI・コントローラ。

さて、アナログシンセサイザーが大きな注目を集めている今年のNAMMショーですが、そんな中でLividが発表しているのはRGBカラーで光るパッド付きのコントローラ「Livid BASE」。Native Instruments Maschineに始まり、間もなくリリースされるAbleton Live コントローラPushなど、色鮮やかに光るパッドは今やコントローラの主流となっていますが、このLivid BASEの大きな特徴は9つのタッチフェーダーが装備されているところで、通常のフェーダーコントロールだけではなく、これらのフェーダーとパッドを組み合わせた同時操作が可能になり、今までのコントローラと違った柔軟な表現が可能になります。すべてはエディターを使い、ユーザーがどのようなセッティングをするかにかかってくるわけです。

価格$399  発売日 3月1日


  • 26cm 28cm 1.9cm
  • 1.36kg
  • Completely editable with on board presets
  • Works with anything that supports MIDI learn
  •  32 velocity / pressure sensitive pads with aftertouch
  • 9 touch faders with multiple LED modes
  • 8 touch buttons
  • 8 function buttons
  • All controls have RGB lights
  • USB powered and class compliant (no drivers needed)
  • Constructed from high quality aluminum and rubber.
  • Design and assemebled in Austin, TX

Livid

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Dave Smith Instrumentsからは12ボイスのProphet12がエントリー。各ボイスには4オシレーター+サブオシレーター+アナログLowフィルター+Highフィルター+アナログアンプリチュードを備えるアメリカン・モンスター・シンセ。過去のDave Smith Instruments モデルの拡張版かと思いきや、デザインも1から新たにされており、キャラクターセクションにはDrive、Hack、Decimation、Girth、Airというユニークなネーミングがされた5つのノブが並んでいる。また、本体左側には通常のモジュレーションホイールとピッチベンドに加え、プログラム可能なタッチセンシティブスライダーが2本備わっているのも羨ましいところ。ビデオはDave SmithによるProphet12デモンストレーションビデオ。 価格 $2999

 


Dave Smith Instruments

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今回のNAMMショーでもっとも注目が寄せられているのはおそらくこのコルグMS-20Miniでしょう。

オリジナルMS-20が発売されたのは1978年。強力なアナログフィルターとパッチングによる音作りの柔軟性が人気となり、中古市場では今なお10万円以上の値を付ける人気シンセ。その後もプラグインシンセLegacy CollectionやiPadアプリiMS-20 として復活し、現在ではおよそ30万人以上のユーザーがいるといいます。そして今年35周年を迎えるこのMS-20はオリジナルマシンを手がけたエンジニアの手によってハードウェアアナログシンセとして復活!!!

オリジナルMS-20に比べおよそ15%小さなサイズになっているMINI MS-20ですが、主要となるコンポーネントは限りなくオリジナルマシンに近い物が使用され、オリジナルマシンの回路が忠実に再現されているといいます。フィルター部にはおそらくMonotronと同様の物が使用され、若干の修正が加えられていると考えられています。さらにはMIDI In ポートとUSB MIDIポートを装備、本体にはオリジナルのマニュアルとパッチシート、パッチコード10本が付属。

現代のニーズにも十二分に答えることができるであろうMS-20 mini。NAMM2013にて、いよいよお披露目です。

2013年4月発売予定、価格 ¥41,800

 

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オモチャのようでオモチャでない、Numark からエントリーされているワイヤレスDJコントローラOrbit。2.4mHzの低レイテンシーなワイヤレス通信を使いコンピューター音楽ソフトウェアをMIDIコントロールすることができる。16個の光るパッドにはキューポイントやサンプルのトリガーをアサイン。大型のロータリーエンコーダーはスクラッチやジョグシャトルを。アクセロメーターにはエフェクターのコントロールに良さそう。パッドには圧力センサーは付いていないが、煩わしいUSBケーブルから解放されることを考えれば、かなりポイントの高いコントローラでしょう。ストラップを付けて首にかけるのもアリ、ベルトに付けたらチャンピョンベルト。

2013年春発売予定。99ドル

Numark

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NektarはUSB DAWコントローラPanorama P1を発表。9つのフェーダー、16個のエンドレスエンコーダー、8個のLEDボタン、11のトランスポートボタン、22ナビゲーションボタン、11 Fキーボタン、カラー高解像度TFTディスプレイを備えたミキサー型のコントローラ。

CubaseもしくはReasonと共に使用した場合、ミキサーモード・インストゥルメントモード・トランスポートモードが自動的に選択され、ミキサーのコントロールから始まり、VSTプラグインやディバイスのパラメーターコントロール、プロジェクトのナビゲーションコントロールが可能になる。

また、キーボードショートカット機能をサポートしているところが大きな特徴で、最大8つまでのコマンドを記憶させ、ボタンをワンタッチするだけでDAWソフトウェアの機能やメニューにアクセスすることが可能になっている。

2013年4月リリース予定、 価格$299.99 / €259.99

Nektar Technology

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シンセベースのファンならば一度は手にしてみたいと思うモーグシンセサイザー。NAMM2013に登場するモーグの新しいシンセサイザーSUB PHATTYは、2オシレーター、31個のノブ、25鍵のキーボードが付いたモノフォニックのシンセサイザー。シンセベースだけでなくアナログパーカッションや広い範囲のサウンドデザインが可能となっている。価格は1099ドル。

注目はフィルター部に新しく搭載された「マルチドライブセクション」。モーグ特有の暖かみのあるサウンドをさらにアグレッシブでパワフルなサウンドに変えることができ、Sub Phattyはモーグシンセ史上でもっとも「gritty」なシンセになったそう。

Sub Phattyのデモ音源は、あのFlying LotusとAdam Fuchsによるコラボレーション「New Machine for Living」。サイケデリックなアニメワールド大全開。

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