Native Instruments のMaschine。昨年末にMaschine Studioという大型ハードウェアコントローラがリリースされ、これに伴いMaschine ソフトウェアもバージョン2.0 に大きくアップグレードしました。このアップグレードしたソフトウェアがマルチコアプロセッサに対応したことにより、Maschineの動きが劇的に向上したのは記憶に新しいところ。CPUにかかる負担は激減、ライブセットを組む際の悩みの種がかなり解消されました。

さて、そんなMaschineソフトウェアのバージョン2.1が先週リリースされたばかり。

このバージョン2.1 のハイライトとなるのは、Maschineドラムシンセに新しいキックサウンドが加わったことです。そして同じくドラムシンセの「シェイカー」に自動演奏機能が付いたことですが、これらのことに関してはNIのホームページを参考してみてください。

http://www.native-instruments.com/jp/maschine-groove-production/new-in-maschine/?content=2694

 

Maschine 2.1 は劇的なアップデートといった感じではないのですが、Maschineを使い込んでいる人にとっては便利と思われる機能が数多く搭載されています。今日はそのうちの幾つかを紹介してみたいと思います。

 

 

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1905年に、ドイツの物理学者H・ルーベンスは、サウンドウェーブの視覚化をつくるために、ガスで炎を上げるチューブを発明しました。時を超え、デンマークのとあるチームが開発したルーベンスチューブには合計で2,500の穴があいており、音に合わせ2,500の炎が上がるという驚きのチューブ。音が大きければ大きい程大きな炎が上がります。ビデオの見所は2:37から。

 

 

 

 

 

 

オランダの人気プラグインソフトウェアディベロッパーRob Papen のFaceBookページより。現在、Rob Papen氏は同社のプラグインシンセ(BLUE-II, Predator, SubBoomBass, Blade)  のためのハードウェアコントローラの製作を計画中とのこと。上の画像はまだレンダリングの段階です。

「PR-Control」は横幅43 cm×縦幅23 cm、ツマミとツマミの間には十分なスペースがとられ、洗練されたデザインが目を引きます。馴染み深いシンセパラメーターが並ぶ中で、あれ?と思うのは本体右側にある「X-Control」と「Y-Control」。もしかするとこの部分はX-Yパッドもしくはスティック型のコントローラになるかもしれないとのことですが、ツマミ式のXYコントロールも趣があるように見受けられます。

LCDスクリーンは搭載されていませんが、大概のユーザーはコンピューターを見る事なしにプラグインシンセを操作することはないだろうということ、そして本体の価格を極力抑えようとしていることも強調しています。

かつてコルグもLegacy Collection Ms-20 専用のコントローラをリリースしていましたが、確かに、ソフトウェアシンセをハードウェアシンセのように使うことができるのは魅力的です。しかしある程度MIDI CCやNPRNsの知識さえあれば、大概のMIDI コントローラでソフトウェアを操作することは可能なわけです。果たしてRob Papen製のMIDI コントローラはユーザーの虜となるのか気になるところです。

どちらにしてもまずは価格。そして優れたテンプレートの付属、Rob Papenの4種類のソフトウェアシンセとどこまで統合できるのかがキーとなるのでしょう。Rob Papenユーザーは要注目ですね。

Rob Papen Facebook

 

 

 


AKAI Professional の FaceBook ページによると、Retronymsとの共同開発、ビートメイキングアプリiMPCのプロバージョンとなる iMPC pro が現在開発中されているとのこと。この春中旬にはリリースが予定されています。64トラックの再生が可能になる、プロ仕様のポータブルMPCが期待できそうです。

さて、本日公開されたばかりの「iMPC Proプレビュービデオその1」ですが、ここでは「The Flux Link」という機能の紹介がされています。いわゆるグリッチサウンドやビートドロップを作るエフェクターのようですが、スクリーンの左上半分を使ったパッド操作はとても使いやすそうに見えます。インターフェイスもスッキリしていますね。

 

 

オリジナルiMPCにはなかったタイムストレッチやビートスライス機能は?詳細は間もなく発表になるようです。リリースまでの間は、機能紹介ビデオが毎週公開されるそうです。

AKAI Professional Facebook

 

 

 

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