アナログ/デジタル入力、AIRA製品、パソコンの出力など、多彩な音楽ソースをミキシング。AIRA LINKにAIRA製品が接続されてない場合は、USBチャンネル1~4へパソコンの再生音を入力してミキシングすることもできます。
CONTROL SURFACE MODE
パソコンと同期し、DAW用のMIDIコントローラーとして活躍します。
EXTERNAL MIXING MODE
全入力をそれぞれ最大96kHz/24bitのクオリティーでPC/MacのDAWに直接送信でき、上質のオーディオ・インター
フェースとして機能します。さらにDAWから18チャンネルをマルチ・アウトとしてMX-1の各チャンネルに出力することでエフェクターなどMX-1のフル機能を活用することができます。
MX-1 には4つのAIRA専用のUSB 端子(Air Link) が装備され、ひとつのポートに限ってはバスパワーが供給されるそうです。Aira以外のUSB機器はここでは接続不可になっています。
コンピューターとの接続は専用USB端子が一つ用意されており、18チャンネル 分のシグナルの送受信を行うことができるようです。
入力ソースはAIRA だけに限らず、アナログ6チャンネル、デジタル1チャンネル(ステレオ)、PC1チャンネル(ステレオ)、合計18チャンネル入力が可能になり、持ち前のハードウェア・ソフトウェアインストゥルメントを接続することも可能。センドイン/アウト端子を使えば、ハードウェアエフェクターを接続することもできるわけです。
下の接続例を見た方がイメージしやすいですね。
MX-1 には多くのエフェクターを内臓しているのも特色です。BEAT FXはテンポに同期するエフェクターで、3種類(フィルター・サイドチェーン・スライサー)すべての入力チャンネルに適用可能で、ステップシーケンサーによる操作が可能になっています。
大型専用ノブによるコントロールが可能なMaster FX は6種類(ディレイ・フィルター・スタッター・フランジャー・ピットクラッシャー・ロール)装備しています。これまでのAIRAシリーズ同様の、それよりももっと過激なエフェクトなのでしょう。
ミキサーの部分を見てみると、各チャンネルにはTONE/FILTER FXを調節できるノブ、ミュートスイッチ、キューモニタリングを可能にするスイッチ、ヘッドフォン端子が備わっています。DJミキサー的なこれらのスイッチはライブ最中にかなり重宝するでしょう。
そして、デジタルミキサーの一番の利点ともいうべきシーン・メモリー機能。チャンネル・セッティング、エフェクトなどの設定を64個までメモリーすることができるので、やはりこれもライブセッティングには欠かせない機能となるに違いないでしょう。
一番心配なことは、エフェクター類で、ビットクラッシャー・スライサー・ロール,,,すでに大概のDJ系のコントローラには搭載されているエフェクター名ばかりが並んでおり、新鮮味を感じないところです。とはいえ、これだけ多くの機能、そしてスイッチ・フェダーが付いているとなると、やはり「ライブやりたい熱」が高まってきます!
ライブパフォーマンスに最適なデジタルミキサー、AIRAのセンター格に違いないでしょう。
3月上旬発売、 599ドル?
(おっと、MusikMesse前ですか。。)
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コルグの新しいDJコントローラKAOSS DJ はSeratoとタッグを組んだようです。
KAOSS DJ にはカオスパッドが搭載し、多彩なエフェクターコントロールを可能にするDJコントローラです。エフェクトプログラムは合計で120!も搭載しているそうで、選ぶだけでも大変なこととなりそうですが、他社のDJコントローラーよりもさらに過激なエフェクトプレイを堪能できそうです。オーディオインターフェイスも内臓しているので、コンピューターとのUSB接続だけでDJ プレイが可能になるわけです。Serato ユーザーの新しい味方となるでしょう。この薄型のデザインも他社のコントローラとは違ってリラックスして見えますよね?
スタンドアローンの2チャンネルのミキサーとして使うことも可能で、その際はKAOSSエフェクターも使えるようになるそうです。ターンテーブルやCDを接続してDJを楽しむことはもちろんですが、例えばシンセサイザーの類を接続したらどんなことなるのでしょうか?MIDI 端子が付いていれば、今なお数多いKAOSS PAD3 ユーザーのハートも掴めたのに。
KAOSS DJは2月下旬発売、価格は¥30.000前後となるそうです。
タッチパッドに光が灯らないのは残念。
噂は本当でした。コルグはステップシーケンサーSQ-1のリリースを今月末から開始することを発表しました。
1978年の「MS-20」には、そのパートナーとしてステップ・シーケンサー「SQ-10」の存在がありました。30年以上の時が経ち、MS-20が「MS-20 mini」として復活したのにパートナーがいない!
でもやっと、パートナーSQ-10が「SQ-1」となって蘇ったようです。
SQ-1は2系統の8ステップ・シーケンサーを搭載しており、計16ステップのシーケンサーとして動作させたり、ランダムに動作させたり、A、Bそれぞれ異なるパラメーターをコントロールしながら並列で動作させるなど、様々なモードを切り替えることによって多彩なシーケンスパターンを作り出せることができるようになるようです。
接続端子には2チャンネルのCV/GATE OUTに加え、標準的なMIDI OUT(ミニステレオ・フォーンジャック?)、USB MIDI、volcaシリーズやmonotribeに採用されているSYNC IN/OUT、そしてlittleBits Synth Kit 用の OUTも搭載。
つまり、ここ最近のコルグアナログシンセとはすべて仲良く接続することができるわけです。
昔のコルグのシンセサイザーのCV規格は、他社のCV規格と異なっていました。
その点、SQ-1ではV/Octという規格にも対応し、接続先の機器の特性に合わせてCV出力の電圧レベルや、GATE出力の極性も設定でき、他社のシンセサイザーもコントロールすることができるようになっています。
VOLCA でもおなじみの「アクティブ・ステップ」(シーケンスの途中のステップを飛ばして再生する機能)、「ステップ・ジャンプ」(押しているステップだけを瞬時に再生する機能)も搭載。「スライド」(ステップ間がつながったような効果を作る機能)も搭載しています。1978年のシーケンサーとは違う、現代のフィーリングに合ったプレイアビリティに溢れた楽しいシーケンサーであるに違いないでしょう。
コンピューターの画面を見ることなしに、耳をたくさん使って音楽を作ることができるのは素敵なことです。キーボードやギターのような楽器で音楽を作るのとは違い、シーケンサーならではの、テクノ感あふれるユニークなフレーズを作ることができるのもステップシーケンサーの魅力です。
待ちに待っていたコルグのステップシーケンサーSQ-1。これは絶対に試してみたいマシンです。
単3形乾電池2本のほか、USBバス・パワーでも駆動(電源バッテリーを使えないのはどういうわけか)
価格は¥10.000前後(オープン)とのことです。
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ドイツのPloytec 社開発による πλ2 (ピーエルスクエアド)、もしかしたら世界最小のシンセサイザーかも?と2013年に話題になったシンセサイザーです。サイズは 4.65 cm 四方、重さ30g 、見ただけではとてもシンセサイザーとは思いつかないようなルックスなのですが、それでも立派なシンセサイザーなのです。
NAMM2015 ではπλ2 の新しいファミリー、白いボックスに包まれたπλ2 Leukosが展示されるようです。
今度のπλ2 Leukos はUSB端子を装備。コンピューターもしくはiPadと接続することで音が出るシンセサイザーです。ソフトウェアエディターも付属し、音色エディットも行えるわけです。MIDI アウトプット端子が付いているので黒い方のπλ2と合体させてデュアルで音を出すようなこともできるようです。
NAMM 2015 ではπλ2 のファームウェアアップデートバージョン2.1も展示予定。このアップデートバージョンではMIDIマッピング機能が追加されているので、MIDIコントローラを使った操作を楽におこなえることができるとのことです。
CDMが報じたところによると、コルグは MS-20 Miniのモジュールバージョン(キーボードなし)MS-20Mキットをリリースするかも、とのことです。しかも、このMS-20MにはステップシーケンサーSQ-1 も付属するようなのです同時発売とのこと。MS-20Mは組み立て式キット、SQ-1は組み立て済みユニットのようです。
SQ-1 はおそらく1978年のコルグのアナログシーケンサーSQ-10のリメイクということで、ここ数年のコルグアナログ熱の上昇とともにこれを待っていた人はかなり多かったのではないでしょうか。見たところ、Volcaシリーズよりは細長い形のようですが、ツマミはVolcaと同じように見えますね。
いよいよNAMM 2015 が盛り上がってきました。詳細は追って報告しましょう。
下のビデオはオーストラリアTurramurra Music Centreによるリークビデオです。
追記・やっぱり来ましたね。詳細は追って。
シンセサイザーブランドTeenage Engineering とファッションブランドCheap Monday によるコラボレーション。シンセサイザーのブランドがファッションブランドとコラボレーションするという話はあまり聞いたことのない話なのだが、たしかにこの二つのブランド幾つかの共通点があるように感じる。「北欧スウェーデン発」「デザイン性重視」「タイト」・・たしかにCheap Monday のジーンズは私にとっては細すぎではある!(苦笑)
Teenage Engineering が小型で格安の新しいドラムマシンを開発しているとのニュースは随分前から聞いていた。そのころの画像を見てみると確かに外観は丸裸のような状態だ。そこにCheap Monday にユニークなコーティング、外観のデザインを依頼したのがこのコラボの始まりとなったそうだ。
PO-12 / rhythm
16ステップシーケンサー内臓のドラムマシン、16種類のインストゥルメント(サウンド的にはシンセとサンプルのミックスのよう)
PO-14 / sub
16ステップシーケンサー内臓のベース向けシンセサイザー、16種類の音色と16のエフェクターを内臓
PO-16 / factory
16ステップシーケンザー内臓のメロディー/リード向けシンセ、16種類の音色と16種類のエフェクターを内臓
今回発表された3種類の「ポケットオペレーター」のコンセプトはコンパクトでスムーズ。そして各$59という格安な値段での提供も彼らにとってのひとつのチャレンジのようだ。ファッション業界からシンセサイザー業界へ、シンセサイザー業界からファッション業界へ、ふたつの業界にカジュアルな新風を巻き起こすに違いない。
この「ポケットオペレーター」はポケットに収まるほどの小型シンセサイザー。本体にはLCDスクリーンと内臓スピーカー、オーディオアウト/イン端子が備えられ、ふたつの単4電池によって駆動する。シリコン製のケースに収めると電気計算機のようなルックスに変貌する。
かつての ”任天堂ゲームウオッチ” をイメージしたとも語られているように、アラーム時計を内臓していたり、針金製のスタンドによって本体を立てかけることができようになっている。
シンセサイザーとしては、シーケンサーを内蔵、ノブの位置情報を記憶するパラメーターロック機能が大きな特徴となっている。ポケットオペレーター同士を同時演奏させる同期機能も装備している。サウンドも個性的だ。各モデルともに、フィルター・ビットクラッシャー・ディレイ・スタッターなどの多くのエフェクターも備わっている。
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