中国・北京に拠点を置くmengqimusic が開発中の「The VM Kalimba」。エレクトロニックな要素とアコースティックな要素を融合させた美しいフォルムが印象的だ。マルチモードプログラムやシーケンサーも内臓するというエレクトロニック・カリンバ。現代中国とアフリカ伝統楽器の融合、果たしてサウンドはどのようなものなのでしょう。
YouTubeチャンネルMeng Qi にはとても興味深いドキュメントビデオが掲載されています。
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ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorfが2015年第2四半期にリリースを予定しているiPad ドラムマシンAttack の詳細が発表になりました。Attackは同社によって2001年にVST プラグインシンセとしてリリースされ、今なお特にテクノアーティストの間では人気のあるドラムシンセサイザーの一つ。このAttackが2015年にはiPad アプリとして復刻、iPadミュージシャンにとっては願ってもないニュースに違いない。対応するiPadのバージョンはiPad 3 (Retina), iPad mini (1,2,3), iPad Air (1,2)となっている。
iPad バージョンのAttackには24種類の音色が備わり、各音色はタッチユーザーインターフェイスを使いながらフルにプラグラムしていくことが可能。そして16ステップのシーケンサーを使いリズムパターンを作っていくことになる。オシレーターは太く、フィルターは柔軟性に富み、エンベロープは早くキレのあるサウンドを作ることができる。各ドラムサウンドには4つのインサートエフェクターを掛けることができ、エフェクターの種類はディレイ・イコライザー・ドライブ・フェーザー・フランジャー・コーラス・フレーズボコーダーなど。フレーズボコーダー?おそらくWaldorf NAVE に搭載されていたものと同様、歌詞を入力することによってボコーダートーンでの発声が可能になるもののようだ。またAttackのシンセエンジンはポリフォニックでの発音も可能で、シンセ・ベース・リードサウンドを作ることもできる。ドラムパターンと掛け合わせることでナイスなグルーブパターンが作れるに違いない。NAVEと同様、ディープなサウンドメイキングを可能とするAttackはiPadの必須音楽アプリとなるだろう。価格は17.99$となっている。
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Native Instrumentsの創始者の一人、REAKTORの開発者としても知られるStephan Schmit氏が新たなメーカーNonLiner Labsを立ち上げ、新しいハードウェアシンセサイザーの開発をしているというニュースは以前からお伝えしていますが、その開発経過報告ビデオがNonLiner Labs のブログに掲載されています。
開発中のハードウェアシンセサイザーにはキーボードコントローラそのものにもDSP プロセッサーが搭載され、4つのマクロコントローラには80!のパラメータをアサインすることが可能で、リボンコントローラ・ピッチベンド・ペダルコントローラ・タッチスクリーンを使うことによって制御することが可能のようです。また、WiFiシグナルを使うことにょってコンピューター、スマートフォン、タブレットを同時に使い、リンク制御も可能となっているようです。
様々なシンセエンジンの入れ替えが可能になるキーボードコントローラではあるようですが、ファーストモデルの音源部にはNI KOMPLETE10 にも内包しているReaktor KONTOURがベースとなるようです。Reaktor 6 のリリースもそろそろか?と噂される中、まだまだ凄い報告に期待できそうです。
NAMM 2015 にて、ドイツベルリンのシンセサイザーメーカーKOMA Elektronik はユーロラックモジュールPoltergeist を発表します。Poltergeisは4つまでのAudio/CVシグナルを4チャンネルまたはステレオ2チャンネルでのミックスを可能にするアナログミキサーのようです。各チャンネルにはソロ/ミュートボタン付き、CVシグナルを用いてパンニングを制御することも可能。AUXインプットを用いて外部オーディオシグナルをマスターVCAに送ることもできるようです。ビデオでは1:24あたりからデモンストレーション演奏が始まります。ポルターガイスト現象の前兆といった様子です。
KOMA ElektronikはNAMM2015 にて、さらにもう一つの “Ultimate Product” の発表を用意しているとのことです。詳細は追って報告します。
Behringer のデスクトップMIDIコントローラBCR-2000を使い、Dave Smith InstrumentsのシンセサイザーMophoとTetra をコントロールすることができるようになるMoTET Programmer。ビンテージシンセサイザーのカスタマイズやパネルレイアウトデザインを手がけているSynthGraphicsというメーカーからのリリースです。
MoTET ProgrammerにはBCR-2000の表面にかぶせるオーバーレイ、そしてSysEXテンプレートが付属。2段目のスイッチはCメジャーのスケールキーボードになるので、エディットしながら音も出せるようです。
私自身Mophoユーザーで。これまでにも様々なエディタープログラムを試してきているのですが、できるならばコンピューターなしで、ハードウェアコントローラを使って操作したいというのが本音でした。これなら思う存分にMopho のパラメーターをいじれそうです。価格は$40となっています。
SynthGraphicsはNAMM 2015 にも登場。Mopho、Tetraの他に、microKORG(コルグ)、 Alpha Juno-1, 2、MKS-50(ローランド)のBCRオーバーレイも展示するとのことです。たしかにこれらのシンセのエディットは本当に面倒なのです。
Behringer BCR-2000は耐久性、使いやすさにも定評があり、現在新品で¥15.800ほどで手に入るコントローラです。
ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorf はYou Tube Waldorf Music Channel にてNAMM 2015 での出展商品を紹介しています。
1) 人気アプリNAVE のVST/AU/RATSバージョン
2) nW1 ウェーブテーブルモジュール、Waldorf初のユーロラックシステム
3) Attack Drum Synthesizer & Sequencer 新しいiPadアプリ
4) Waldorf Edition 2 Waldorf プラグインソフトウェアバンドルのバージョンアップ(Attack, D-Pole & PPG Wave 2.V)