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You TubeチャンネルBigDragon43 に投稿されている「Japanese 1980s Funk Part1」 と「Part2」 は1980年代の日本のファンク・ポップをミックスした70分間に及ぶテープだ。プレイリストを見てみると、杏里、角松敏生、荻野目洋子、大橋純子、、ここ数十年の間、中古CD ショップで見かることはあっても手に取ることはほとんどなかったようなアーティスト名が並んでいる。しかしどういうわけだろうか、今、このミックスを聞いてみると意外にも新鮮に聞こえる。煌びやかなシンセサウンド(FMシンセ+Lexiconのリバーブ)、ヨーロッパのゲイディスコで流れていそうなスローなグルーブ。当時のフュージョンブームを背景としたミュージシャンの演奏力の高さにも目を見張るものがある。

ミックスの中には英語詞の楽曲も収録されている。これらが「海外進出向け」に作られたものなのかどうかはわからないが、80年代のポップスは今よりも多くの英語詞を、それもかなり流暢に使っていたような気がする。バブル経済真っ只中の80年代、「ロサンジェルス録音」などと書かれたレコード帯をよく見かけていたことも思い出す。今の音楽産業と比べたら比較にならないくらいのバブリーさだ。

だからなのか?今このミックステープを聞いていると、ただのノスタルジーではない、プラスティックの玉手箱をひらいたような気分になるのだ。

 

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Moog、KORG Ms-20、Arp Odysseu…..伝説のアナログシンセサイザーの復刻が相次ぐなか、今度はスイスのインディペンデント・シンセメーカーThe Warp Analogue Synthesizerが1970年代のシンセサイザーArp 2600 のクローンThe Warp を発表した。The Warp はArp 2600の回路図面を基にした精密なアナログ部品の挿入実装が試みられ、オリジナルマシンと同等の機能とスペックを持つシンセサイザーとして仕上がっているとのことだ。フロントパネルのサイズは現代のモジュラーラックにもフィットする19インチ。パネルのグラフィックデザインはオリジナルマシン同様のものが採用されている。

 

  • 3 VCO’s each with sine, triangular, sawtooth and variable pulse waves (all oscillators are identical to VCO 2 of the original instrument), frequency range 0.05 Hz > 20 Khz
  • 1 VCF / Resonator, 24db lowpass-type (2012 submodule version)
  • 1 ADSR Envelope Generator
  • 1 AR Envelope Generator
  • 1 VCA with initial gain
  • Ring Modulator
  • Sample & Hold
  • Noise Generator (low, pink and white noise)
  • CV, Gate and Trig inputs (5-15V)
  • 2 x 4 multiples.

 

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The Warpは受注生産制、価格はスイス・フラン3’400(日本円にしておよそ43万円!)  スイス為替が大高騰しているさなかにこのシンセサイザーを紹介するのはちょっとタイミングが悪かったかもしれない 😥 。とはいえオリジナルArp 2600の中古取引価格の相場がおよそ$12.000〜ということを考えればそれほどの不満はないはずだ。

“本物の響き”とはどのようなものなのか確かめてみたくなる。

 

The Warp